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2008年10月21日

コントラバス

コントラバスと言っても、自動車のバスではありません。
などと冗談はさておきicon195

コントラバスは弦楽器の中で最も大きくて、最も低い音が出せる楽器です。ダブルベース、ストリングベース、ウッドベース(和製英語)、ベースなどの呼び名があります。

コントラバスの弦は高い音から順にG線、D線、A線、E線と呼ばれ、現代ではさらに低いC線を追加した5弦バスもオーケストラでは用いられます。

ちょっと難しい話をすると、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスいずれも同じ仲間と思っていますよね。でも実は違うんです。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロは同じヴァイオリン属ですが、コントラバスだけはもっと歴史が古いヴィオローネという楽器が直接の先祖に当たるヴィオール属なのです。

バロック音楽では、チェロと同じ楽譜を演奏することが多いのですが、実際にはチェロよりも1オクターブ低い音が出るので、このオクターブのハーモニーによって魅力的な通奏低音が生まれます。

オーケストラではほとんど旋律を担当することのない、縁の下の力持ちの楽器ですが、
サン=サーンスの組曲《動物の謝肉祭》の『象』の旋律は有名ですね。

コントラバス
この人形もなかなかコントラバス奏者の雰囲気が出ています。

コントラバス
このなで肩がヴィオール属の特徴の一つですね。


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Posted by つぶやきホルン at 22:27│Comments(0)オーケストラの楽器
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