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2019年03月10日

紙芝居ミュージカル「うんち博士」

2019年3月8日(金)14:00~
九州大学病院小児医療センター「プレイルーム」で幼児向けのコンサートを行いました。

演目は、紙芝居ミュージカル「うんち博士」
3年ぶりの上演で、みんな張り切って準備を行いました。

出演者:うた/林 麻耶 曲尾理紗 チェロ/井上 忍 ピアノ/八尋三菜子

コンサートプログラム
 ・千と千尋の神隠し
 ・君を載せて
 ・エルガー:愛のあいさつ
 ・紙芝居ミュージカル「うんち博士」

「うんち博士」はOnPalの協力団体「元気アートプロジェクト」との共同で
4年前に制作したオリジナル作品です。
 うんちのことならなんでも知っている「うんち博士」
 うたが大好きな助手の「リオくん」
 動物のうんちをさがして、動物のうたを歌います
 "
 コンサートの始まりを私が、松隈さん作の拍子木で告げました。

 最初に、林麻耶さん、曲尾理紗さんのうたでジブリの曲を2曲、澄み渡る歌声にお母さん達はうっとりとした様子でした。
 チェロの井上忍さんがエルガーの愛のあいさつを演奏する間に、林さんと曲尾さんは、うんち博士とリオくんの衣装に着替えます。

 さあ、いよいよ紙芝居ミュージカル「うんち博士~動物たちの音楽会」の始まりです。
 ここでも私が拍子木を打ち鳴らして、紙芝居の始まりを告げました。とっても効果的だったようです。

 「うんち博士」は、紙芝居と音楽によるコンサートです。
 草むらにかくされている紙粘土で作った色々な動物のふんを助手のリオくんが探してきて、博士に「これはなんのうんち?」と尋ねます。
 博士はこども達と一緒に考えて答えを導きます。
 最後は洋式便所の模型の中に入った人間のうんちをリオくんが持ってきます。
 そして、フンコロガシ(私です)が、「動物はあちらこちらにうんちをするのでかたずけるのが大変、人間はトイレを使おうね」と呼びかけます。

 ねずみ、へび、うさぎ、やぎ、カラス、なぜか鶏の玉子、いぬ、ライオン、くま、ぞう とだんだん大きくなっていきます。
 このうんちがとってもリアルにできていて、子どもたちは顔をそむけたり、においをかいだり、中には一緒に探してまわる子どもや、うんちの入ったお皿をみんなのところに運んでくれる子もでてきて、会場はとても楽しくほのぼのとした雰囲気になりました。
 あるお母さんは、絶対にお母さんからは離れたことのない子どもが、いつの間にか一人でうんちのところに行って楽しんでいたと、とても喜ばれていました。
 毎日、辛い治療を頑張っている子どもたちが笑顔になってくれるのが、私たちにとってもとても励みになります。
 今日はきっとぐっすりと休んでくれることでしょう。

次に出演者の曲尾さんが書いFacebookのコメントです。

Onpalメンバーで「うんち博士」を再演してきました!!
主に未就学児を対象に作られた紙芝居ミュージカル。

いろんな動物たちの「うんち」が、臭ってきそうな程リアルに作られており、
簡単に言えば、会場の至るところに隠された「うんち」を探していくというストーリー。
今回は3年ぶり、九大病院小児病棟にお邪魔してきました。

私たちが与えられた時間は40分。その短い時間の中で
「少しでも子どもたちに楽しんでもらえたら良いな。辛い入院生活や治療の中でほんの少しでも笑顔の時間が産まれたら良いな。」
そんな思いで、いろんな動物たちのうんちに絡めて、動物たちに関連する童謡も沢山歌ってきました。

小さい頃沢山耳にした童謡。歌いながら、自分も心から癒されるのを感じます。
小さい頃にお母さんが一緒に歌ってくれた慣れ親しんだ歌、というのは、大人になっても心に甘く残るものなのですね。

上演後、自由に「うんち」たちを触ってもらったのですが、目からも耳からもインプットされたからか、10種類くらいの動物がでてきたにも関わらず、どれがどの動物の「うんち」か、どの子どもも完璧に覚えていて、記憶力にびっくりさせられました。

という訳で「うんち博士」ますます素敵なプログラムになったので、病院だけでなくいろんな幼稚園・保育園でも再演できるといいなあ。

参加者
OnPal:松隈、真隅k、真隅s  GAP:川崎、小南
病院:幼児14人 小学生1人 保育士1人
   お母さん15人、おとうさん1人












  


Posted by つぶやきホルン at 11:42Comments(0)OnPal

2019年03月10日

チェロを聴いてみよう弾いてみよう

2019年3月7日(木)11:00~12:00
OnPalでは、福岡市立こども病院に入院している子どもたちに音楽授業を行いました。

授業名:「チェロを聴いてみよう弾いてみよう」

本日の講師:チェロ:井上 忍 ピアノ:安浪由紀子

授業内容:
1.オープニング エルガー「愛のあいさつ」
2.クイズでチェロのことをたくさん知ろう
3.色々な国の音楽を聴いてみよう~違いはわかるかな?
  (フランス)夢心地の音楽 ドビュッシー「夢」より
  (イタリア)情熱的な音楽 レオンカヴァッロ「マッティナータ」
  (たくさんの国)ディズニーの「小さな世界」
4.チェロを弾いてみよう
5.最後にもう一曲 ピアソラ「リベルタンゴ」(長尺版)

 今日は、生徒が3人と少し寂しい授業になりました。
 3月に入ると退院するこどもも多いようで、来年は2月に実施した方がよさそうです。

 まずは、エルガーの「愛のあいさつ」の演奏です。
 イギリスの作曲家エルガーさんが愛する人のために作った曲ということを説明して演奏しました。

 次のクイズは、みんなの興味を授業に向けるためのとても良い方法です。
  ①チェロという名前の由来  ②弓の毛は何で出来ている?
  ③弦の太さはどうなってる? ④弦の材料、昔は何だった?
  ⑤チェロで使う音部記号は?
 今回は、ちょと難しい問題が多すぎたかも知れません。 

 色々な国の音楽では、フランス、イタリア、イギリス、アルゼンチン、韓国、日本、中国、サウジアラビア、スペイン、ロシア、アメリカの11か国に因んだ曲やメロディーを聴いてもらいます。
 チェロの井上さんが色々な国の音楽のことをとても丁寧に説明しながら演奏してくれたので、子どもたちは楽しそうに聴いてくれました。

 楽器体験は、子どもたちが一番喜んでくれるプログラムです。
 人数が少ないとより丁寧に時間をかけて体験してもらうことができるので、今日の子どもたちはラッキーでした。

 最後に、とても軽やかなリベルタンゴを演奏して、楽しい授業を終わりました。子どもたちの笑顔が広がったのが印象的でした。

 参加者:OnPal/松隈、真隅s
 病院:(音楽授業)小学生3人 教師2人 家族数人






 
  


Posted by つぶやきホルン at 11:36Comments(0)OnPal

2017年11月16日

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム

今日は、九大病院でOnPalの音楽授業を行いました。
重い病気で入院している19人の小中学生にオーボエとファゴットのことを勉強してもらいました。
この様子は改めてブログで報告します。

実はこの活動は日本財団のToothFairyという助成金を頂いています。
この日本財団から3人が視察に来ていただきました。
活動を高く評価いただいておりとても感謝しています。

その、日本財団が明日から行うソーシャルイノベーションフォーラムのご案内です。
私は残念ながら参加できませんが、東京におられる方々は是非覗いてみてください。
目からうろこの出会いがあるかもしれませんよ。

詳しくはホームページをご覧ください。



  


Posted by つぶやきホルン at 22:20Comments(0)OnPal

2017年07月21日

FFACおんがくさんぽVol.1 クラシックへいらっしゃい

FFACおんがくさんぽVol.1
クラシックへいらっしゃい
 
福岡市文化芸術振興財団(FFAC)が、こどもから大人まで生の音楽をもっと身近にそして気軽に楽しんでもらいたいと企画したコンサートです。お誘いあわせの上、是非ご来聴下さい。
 
2017年8月9日(水) 15:00開演

福岡市立南市民センター 文化ホール

入場料:500円
※中学生以下無料(予約または当日券が必要)

演奏:OnPal室内合奏団
※OnPalメンバーを中心に、全員プロのオーケストラです。
 母体となる「特定非営利活動法人OnPal」は、
 病気と闘いながら入院生活を送る子供たちに音楽の力で元気を与えるボランティア活動を行っています。
 私が運営しています。 (http://onpal.org/) 

チケット予約・お問い合せ
 福岡市文化芸術振興財団
 電話092-263-6265/092-263-6266
又は、プレイガイドで購入
 アートリエ(092-281-0081)
 チケットポート福岡パルコ店(03-5561-7714) 

この演奏会では、ヴィヴァルディから約300年、クラシック音楽の大きな変遷「時を超えた旅」を楽しんでいただきます。
時間も一般的なコンサートよりは短めの約90分間
みなさんがどこかで耳にしたことがある親しみやすい曲ばかりです。
初めての方もクラシック音楽にきっと目覚めていただけると思います。

【第1部】
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678年―1741年)
ヴァイオリン協奏曲「四季」より第1曲「春」第1楽章(1725年出版)

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685年―1750年)
管弦楽組曲第2番より“ポロネーズ”“バディネリ”(1730年頃)

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756年―1791年)
ピアノ協奏曲第21番 第2楽章 アンダンテ(1785年)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770年―1827年)
交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」 第1楽章(1808年)

【第2部】
フェリックス・メンデルスゾーン(1809年―1847年)
付随音楽「真夏の夜の夢」作品61より“夜想曲”(1843年)

ヨハネス・ブラームス(1833年―1897年)
ハンガリー舞曲第5番(1869年)

ヨハン・シュトラウス2世(1825年―1899年)
ワルツ「春の声」(1882年)

ジャコモ・プッチーニ(1858年―1924年)
オペラ「ジャンニ・スキッキ」より私のお父さん(1918年)

ドミトリイ・カヴァレフスキー(1904年―1987年)
組曲「道化師」より“ギャロップ”(1939年)

レナード・バーンスタイン(1918年―1990年)
「ウェストサイドストーリー」より“SomeWhere”“America”(1961年)

OnPal室内合奏団メンバー紹介

 指揮 吉浦 勝喜
 コンサートマスター 工藤 真菜
 ヴァイオリン 河原 冴子、重松 朋子、篠崎 ひより、
        緒方 愛子、野上 幸子、堀井 亜紀子
 ヴィオラ 中村 はるみ、永岡 いのり  
 チェロ 井上 忍  
 コントラバス 森 しのぶ
 フルート 白木 彩子  
 オーボエ 桐谷 美貴子  
 クラリネット 小田 美代子  
 ファゴット 重松 真央
 トランペット 古賀 敦子  
 ホルン 田中 美染香
 パーカッション 竹下 恵  
 ピアノ・チェンバロ 真隅 政大  
 ソプラノ・司会 林 麻耶

詳しくはチラシをご覧ください。
  

  


Posted by つぶやきホルン at 21:47Comments(0)OnPal

2017年07月12日

クラリネットを見て・聴いて・さわってみよう

特定非営利活動法人OnPalで音楽授業を行いました。

日 時:
 6月23日(金)11:00~12:00 九大病院小児医療センター
 6月26日(月)11:00~12:00 福岡市立こども病院

テーマ:「クラリネットを見て・聴いて・さわってみよう」

講 師:クラリネット/山田陽子、小田美代子
    ピアノ/吉田書子

使用楽器:E♭クラリネット、B♭クラリネット、バスクラリネット

1.オープニング
2.クラリネットクイズ
3.色々聴いてみよう
4.さあ!クラリネットを触ってみよう
5.一緒に歌おう
6.最後にもう一曲

オープニングでは、「2本のクラリネットの為のデュオ」から一曲演奏。
プロの上手な演奏を聴いてもらい生徒達の心を掴みます。





次は「クラリネットクイズ」です。
このクイズによって授業としての内容も充実しますが、何より生徒達の授業への関心がとても高まります。

①クラリネットは次のどの楽器の仲間でしょう
 答えは木管楽器で、概ね正解しますがトランペットに似ているからか金管楽器と答える生徒もいます。

②3種類のクラリネットを音の高さ順に並べるとという問題
 答えは「クラリネットこわしちゃった」という曲を3種類のクラリネットで演奏します。

③クラリネットは何個に分解できるでしょう・・・ここからが難問です。
 クラリネットをだんだん分解しながら演奏するポルカ風クラシック曲「だんだん小さく」で答えを出します。
 答えは5個。実演による回答に生徒達は興味津々です。


④リードは何でできているでしょう
 ほとんどの生徒が「竹」と答えましたが正解は「葦」
 新しいリードを手に取って見てもらいました。


⑤B♭クラリネットの長さはどれくらいでしょう
 実際にメジャーで測ります。答えは67cm。
 ついでにE♭クラリネットは47cm、バスクラリネットは150cm

今回のクイズは、ほとんどの答えをただ教えるのではなく、
実際の演奏や現物を手に取ったり、測ってみたりと、こども達の心をつかむのに十分でした。

続いて色々聴いてみようでは、クラリネットがオーケストラだけでなく、ジャズやブラスバンド、ちんどん屋さんなど、色々なジャンルで活用されている、とても音域が広く、豊かな表現力を持った楽器だと言うことを説明して、その特徴が理解できる「小さな世界」「美女と野獣」の2曲を演奏しました。
「小さな世界」では出てくる国の国旗を並べて、雰囲気を盛り上げました。

クラリネットを触ってみようでは、大・中・小のどの楽器を触りたいか楽器を選ばせます。
2つの病院ともバスクラリネットが一番人気。
やはり、大きいほうが人気があるようです。
講師が音を出して、生徒がキーを押すと音が変わることを楽しめます。
これだけでも初めて触る楽器にみんな大喜びでした。






一緒に歌おうでは、「キッズソングメドレー」~バナナの親子、スズメがサンバ、おもちゃのチャチャチャを一緒に歌い、最後に「サウンドオブミュージックメドレー」の演奏をじっくりと聞いてもらい、本日の授業を終了しました。

講師の山田さんや小田さんがとても明るく楽しいおしゃべりで生徒の心を引きつけてくれたので、あっという間に60分が過ぎ、きっと生徒も満足だったと思います。

九大病院の小学校の竹尾先生が、いつもほとんど笑わないこどもがとても楽しそうに笑っていたので本当に良かったと言われました。
講師の皆さんお疲れさまでした。
 
参加者
6月23日(金)11:00~12:00 九州大学病院小児医療センター
OnPal/松隈、安田、真隅k
病 院/小学生14人、中学生4人
院内学級教師3人、お母さん多数 

6月26日(月)11:00~12:00 福岡市立こども病院
OnPal/松隈、安田、真隅k、真隅s GAP/川崎
病 院/小学生4人、中学生1人
院内学級教師1人、お母さん5人 


  


Posted by つぶやきホルン at 22:14Comments(0)OnPal

2017年07月11日

フルートを聴いてみよう吹いてみよう

OnPalの活動を開始して4年目、九州大学病院、福岡市立こども病院に続く3つ目の病院として、福岡大学病院で活動を開始しました。
記念すべき第1回の音楽授業は、今年の2月に九大病院とこども病院で実施したフルートの授業を行いました。
OnPal会員のフルーティスト白木彩子さんと仲間による授業です。

日 時:2017年6月15日(木)11:00~12:00
場 所:福岡大学病院 院内学級
テーマ:「フルートを聴いてみよう吹いてみよう」
講 師:フルート/白木彩子、金堂由樹子  ピアノ/藤江敬子

①オープニング
  グリーグ作曲:ペールギュントより「朝」
②フルートってどんな楽器だろう
  楽器クイズ
③フルートの仲間たち~それぞれの楽器をみてみよう
  ピッコロ、フルート、アルトフルート
④いろんな曲を聴いてみよう
  イングランド民謡:ピクニック
  葉加瀬太郎:情熱大陸
  J.Lacalle:アマポーラ
⑤さあ!フルートのように音を出してみよう
⑥いろんな曲を聴いてみよう NO.2
  ピアソラ:リベルタンゴ
  A Whole New World
⑦さいごに・・・フルートといっしょに歌おう
  さんぽ

初めにペールギュントより「朝」の演奏です。
ブラスバンド部にはいっている女の子やピアノを習っているという女の子もいて、プロの演奏に釘付けでした。



そして楽器クイズです。
「フルートは次のうちどの楽器の仲間でしょう」「フルートの長さは次のどれでしょう」などの質問を5問答えてもらいました。
今回はペースメーカー(元気に雰囲気をひっぱってくれるこども)がいなかったので、なんとなくみんな恥ずかしがっていましたが、熱心に勉強してくれたようです。

フルートの仲間たちでは、ピッコロとアルトフルートを紹介しました。
ピッコロの紹介は「熊蜂の飛行」。高い音で早いパッセージのピッコロらしい曲です。
また、アルトフルートは「白鳥」で、アルトフルートらしい低音の魅力を楽しんでもらいました。

いろんな曲を聴いてみようでは、特に「ピクニック」「情熱大陸」「アマポーラ」の3曲を聴いてもらいました。
息の合ったプロ演奏に、こども達だけでなくお母さん方も熱心に聴いていただきました。

お待ちかねの「フルートのように音を出してみよう」では、テキストやビール瓶などを使って、「音はなぜ出るのか」という、学校でも教えてくれないことを説明しました。
そして、私が作った手づくりフルート(頭部菅のみ)を全員に配って吹いてもらいました。
ほとんどのこどもは音が出ないのですが、一緒に配ったストローをフルートの歌口に宛てて吹くとピーっと音が出ます。
ちょっとでも音が出るとびっくりして、嬉しそうにしているのがわかります。
フルートの音が出る仕組みをちょっとは理解してくれたかもしれませんね。





ピアソラの「リベルタンゴ」や「A Whole New World」のとても素晴らしい演奏を聴いて、最後は、一緒に「さんぽ」を歌って、楽しいフルートの授業を終わりました。

翌日、福大病院の担当の方から、こどももお母さん方もとても喜ばれていたというお礼の電話を頂きました。

参加者
OnPal/真隅、真隅昌子、松隈 GAP/川崎
病 院/小学生4人、中学生2人、幼児1人、院内学級教師2人
  


Posted by つぶやきホルン at 21:47Comments(0)OnPal

2017年02月09日

フルートを聴いてみよう吹いてみよう

特定非営利活動法人OnPalで音楽授業を行いました。

日 時:2017年2月6日(月)11:00~12:00
場 所:こども病院
テーマ:「フルートを聴いてみよう吹いてみよう」
講 師:フルート/白木彩子、金堂由樹子  ピアノ/藤江敬子

今日のプログラム
①オープニング
  グリーグ作曲:ペールギュントより「朝」
②フルートってどんな楽器だろう
  楽器クイズ
③フルートの仲間たち~それぞれの楽器をみてみよう
  ピッコロ、フルート、アルトフルート
④いろんな曲を聴いてみよう
  イングランド民謡:ピクニック
  葉加瀬太郎:情熱大陸
  J.Lacalle:アマポーラ
⑤さあ!フルートのように音を出してみよう
⑥いろんな曲を聴いてみよう NO.2
  ピアソラ:リベルタンゴ
  A Whole New World
⑦さいごに・・・フルートといっしょに歌おう
 さんぽ

今日は、OnPalの新会員でフルートの白木彩子さんによる初めての授業でした。

初めにペールギュントより「朝」の演奏です。
とても天気の良い朝にふさわしい清々しい演奏で授業が始まりました。


そして、いつものように、いきなり楽器クイズです。
「フルートは次のうちどの楽器の仲間でしょう」
「フルートの長さは次のどれでしょう」
「今のフルートができたのは何年くらい前でしょう」
「フルートは分解して運びますが何個に分解できるでしょう」
などの質問に、前にいた男の子が元気よく答えてくれて、みんなも一生懸命考えてくれました。
やはり、みんなを授業に引き込むにはクイズが一番です。

フルートの仲間たちでは、ピッコロとアルトフルートを紹介しました。
ピッコロによる「熊蜂の飛行」のとってもスピードのある演奏にみんな目をパチクリしていましたよ。





金堂さんのアルトフルートの説明も、重さは2倍あるよなど、こども達は熱心に聞いていました。

いろんな曲を聴いてみようでは、特に「情熱大陸」の息の合った演奏に引き込まれていました。
こども達を喜ばせるのはとても難しいと感じるのですが、やはり良い演奏だと「すごいな~」と感心するのでしょうか、目を輝かせて聴いているのが良くわかります。
私がボランティアと言えどもプロの演奏にこだわるのは、やはりこども達に本物の音楽を届けたいからです。


いよいよお待ちかねの「フルートのように音を出してみよう」では、私が作った手づくりフルート(頭部菅のみ)を全員に配って、吹いてもらいました。


案の定、誰も音が出ません。
でも大丈夫です。
一緒に配ったストローをフルートの歌口に宛てて吹くとピーっと音が出ます。
ちょっとでも音が出るとびっくりして、嬉しそうにしているのが良くわかります。
なかなか出なかったこどもも、ちょっと教えたら全員音を出すことができました。
フルートの音が出る仕組みをちょっとは理解してくれたかもしれませんね。




ピアソラの「リベルタンゴ」や「A Whole New World」のとても素晴らしい演奏を聴いて
最後は、一緒に「さんぽ」を歌って、楽しいフルートの授業を終わりました。

参加者
OnPal/真隅、真隅昌子 GAP/川崎
病 院/小学生4人、中学生3人
  


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2016年12月23日

トヨタカローラ博多の新社屋オープニングイベント

今日は、私が運営している特定非営利活動法人OnPalが、トヨタカローラ博多の新社屋オープニングイベントに出演しました。
トヨタカローラ博多にはOnPalの賛助会員になっていただいており、そのお礼も込めた参加です。
メンバーのソプラノ 林 麻耶と曲尾理紗・メゾソプラノ 福田綾子・チェロ 井上 忍・ピアノ 吉富淳子たちがクリスマスソングの数々を演奏し、こどもたちやお客様には鈴やベルを鳴らしてもらい楽しんでいただきました。
このイベントは明日24日土曜日も行われます。
場所は空港通り、博多区豊2丁目3-50です。
演奏時間は14時と16時から20分間
是非お気軽にお越しください。




  


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2016年12月05日

こども病院 クリスマスコンサート

こども病院 クリスマスコンサート
日時:2016年12月2日(金)14:00~15:00
場所:ひだまりギャラリー

こども病院で、少し早いクリスマスコンサートを行いました。
出演はOnPal会員の次のメンバーです。

ソプラノ:林麻耶・曲尾理紗
メゾソプラノ:福田綾子
チェロ:井上忍
ピアノ:吉富淳子

プログラムは次の通りです。
オープニング/「メサイア」よりハレルヤ
天使のキャロル
ウィンターワンターランド
オーホーリーナイト
天使の糧
クリスマスメドレー
 赤鼻のトナカイ もろびとこぞりて ひいらぎかざろう 荒野の果てに サンタが街にやってくる
きよしこの夜
そりすべり
ジングルベル
we wish a merry Christmas
マスカーニ アベマリア
あわてんぼうのサンタクロース

今回のクリスマスコンサートは、GAPとのコラボレーションで、かなり大掛かりな仕掛けをいくつも取り入れました。

まずは、会場の背景を飾るクリスマスツリーのディスプレイ。
先日、松隈オフィスで制作したものです。
色とりどりのツリーをかたどった三角形の色紙に和紙で作った雪の結晶をたくさん張り付けたものです。当初は後ろのロールカーテンに貼り付ける予定でしたが、両面テープではくっつかずに、横の柱に取り付けました。松隈さんが大奮闘でした。



次は、鈴やペットボトルのシェーカーです。
シェーカーはOnPal新会員でマリンバ奏者の竹下さんがわざわざ作って届けてくれました。
照葉小学校からかりた鈴と一緒に会場に配ってそりすべり、ジングルベルで演奏してもらいました。
目玉は、発泡スチロールペーパーで作った雪の結晶。
かなりの日にちをかけて200枚くらい作りましたが、マスカーニのアベマリアの歌が始まると、2階のベランダからGAPメンバーが降らせました。
午前中にクリスマスツリーづくりを行ったこども達も、雪を降らせる作業を楽しそうに手伝ってくれました。
ゆらゆらと舞い降りる雪に、会場のお客さんは最初は不思議そうにしていましたが、だんだん雪の結晶だとわかるととても喜んでくださいました。



コンサート終了後には、小さなサンタの手作り人形をプレゼントしました。
こちらもGAPの松隈さんを中心に200個以上作ったもので、コンサートにこられなかったこども達にも配られます。
もらったこどもは、口々にかわいいといって大切に持って帰ってくれました。

















参加者
GAP&OnPal:川崎、城戸、小南、角田、松隈、真隅k、真隅s、

このコンサートは「公益財団法人ベネッセこども基金」の助成をいただいています

  


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2016年10月17日

こども病院音楽授業 ハープ

特定非営利活動法人OnPalで音楽授業を行いました。

日 時:2016年10月17日(月)11:00~12:00
場 所:福岡市立こども病院 院内学級
題 名:ハープを聴いてみよう・弾いてみよう
講 師:田中祐子先生

今日は、6年ぶりのハープの授業です。
ハープを間近で見る機会はそうそうあるものではないので、生徒だけでなく、院内学級の先生やお母さん達もとても喜んでくれました。

最初はハープで名曲を聴いてみよう
 ♪パッフェルベルのカノンを聴いてもらいました。


次はクイズでハープについて勉強してもらいました。

①ハープの弦は何でできているの?
 答えは羊の腸・・ガット減でテニスのガットと同じと言うとみんな驚いていました。

②ハープを演奏するときに使わない指はどの指?
 答えは小指。実演して見せていただきました。

③ハープの弦の数は全部で何本?
 答えは47本。こどもに実際に数えてもらいました。

④赤い色がついた弦の音は「ド」、青い色は何の音?
 答えはファ。これも実際に見られるのでとってもわかりやすいです。

⑤ペダルは全部で何本?
 答えは7本。ドレミファソラシで7本ですね。

 クイズのほか、ハープとはどんな楽器か、どうやって音を出したり変えたりするのかなどを説明したり、色々なハープの仲間を、テキストの写真で紹介したりしました。






次は2つのハープを聴き比べてみよう
 グランドハープより一回り小さなアイリッシュハープについて説明をして、2曲を聴いてもらいました。
 ♪庭の千草 ♪いつも何度でも



 ここで予定を変更して、まずはハープを触ってもらいました。
 初めて触る楽器に、みんな恐る恐るといった感じで、大きな音を出したり、グリッサンドをやったりする人はほとんどいなかったけど、みんな一通り触ることができて嬉しそうでした。
 ほかの人が弾いている時に、胴体部分をさわると振動している様子など、とても印象的だったと思います。







 この後、グランドハープの演奏で2曲
 ♪ホール ニュー ワールド ♪星に願いを
 聴いたことのある曲に、みんなとても楽しそうに聴いてくれましたよ。

 次のハープと一緒に歌おうでは、「紅葉」を一緒に歌いました。

 最後にハープのために作られた曲を1曲
 ハープのためにハーピストが作曲した「引き潮」のとってもハープらしい演奏を聴いて授業を終わりました。



 田中先生、ありがとうございました。

参加者
OnPal/真隅、真隅昌子 
病 院/小学生4人、中学生3人
お母さん4人 院内学級教師3人 ほか
  


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2016年09月05日

「世界一周音楽旅行」公演

特定非営利活動法人OnPalでは、元気アートプロジェクトと協力して佐賀エスプラッツの3階ホールで幼児向けのコンサートを行いました。

演目は「世界一周音楽旅行」
元気アートプロジェクトのデザイナーの中牟田さんが描いた世界のパネルと、OnPalの音楽家たちの演奏をコラボさせたオリジナルの作品です。

「世界一周音楽旅行」はこれまで病院の音楽授業で行っていたものです。
世界の国旗と地球儀、画像を使って、こども達に世界の音楽を教えていたのですが、
今回それを、舞台公演用にブラッシュアップしました。

二人ずつの園児にサイコロを振ってもらい、大きな数が出た方が風船を割ります。
中から国の名前を書いたカードが出てくるという仕掛けです。

イギリス~愛のあいさつ
オーストリア~トルコ行進曲
イタリア~太陽と愛
フランス~人形の歌
インドネシア~様々な民族楽器の紹介
ドイツ~ヘンゼルとグレーテル
アメリカ~森のくまさん
日本~海
スイス~サウンド・オブ・ミュージック

フランスの“人形の歌”では、歌いながら林さんが演じる人形の演技がとっても上手で、こども達もじっと見つめていました。
また、インドネシアでは色々な民族楽器が登場して、これまた珍しさにこども達は興味津々だったようです。

OnPalでは「うんち博士」「世界一周音楽旅行」「笛遊び」など、こども達が飽きずに音楽を楽しむことができるオリジナルプログラムの創作に力を入れています。
これらはすべて病気のこども達を元気づけるためのプログラムですが、今後は小学校や幼稚園などからの演奏依頼があれば、有償ですが応えていきたいと考えています。

日 時:2016年8月30日(火)10:00~11:20
場 所:佐賀 おへそ保育園
テーマ出演:歌/林 麻耶、曲尾理紗  チェロ/井上 忍  ピアノ/八尋三菜子













  


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2016年08月18日

OnPal こども病院サマーコンサート 

特定非営利活動法人OnPalは福岡市立こども病院でサマーコンサートを行いました。

日 時:2016年8月5日(金)14:00~14:40

場 所:福岡市立こども病院 ひだまりギャラリー

名 称:SEGD GLOBAL DESIGN AWARDS 2016受賞記念
    こども病院サマーコンサート

出 演:チェロ/井上 忍  ピアノ/八尋三菜子

曲 目:
①エルガー/愛のあいさつ
②バッハ/アリオーソ
③サン=サーンス/白鳥
④フォーレ/エレジー
⑤モーツァルト=ヴォロドス編/トルコ行進曲(ピアノソロ)
⑥溝口肇/Season's Greetings(受賞お祝い)
⑦夏は来ぬ(皆さんで歌いましょう)
⑧夏の思い出(皆さんで歌いましょう)

当日は、80人近い方にお聴きいただきました。
今回のコンサートは、こども病院の壁面などに描かれたデザインが世界的な賞を受賞したことをお祝いする意味も込めさせていただきました。このデザインの中心的メンバーが中牟田さんと計盛さんでOnPalと連携する元気アートプロジェクトのメンバーです。
そのようなこともあって原病院長にもしばしお楽しみいただきました。
全体に静かな心にしみる曲が中心でしたが、八尋さんが弾いたトルコ行進曲はヴォロドスという人の編曲だそうで、超絶技巧の不思議な曲でしたが皆さんはどう感じられたでしょうか。
また、受賞者二人に贈られた「Season's Greetings」はとてもしあわせな気分になれる曲でした。
最後に会場の皆さんと「夏は来ぬ」「夏の思い出」を歌いました。
演奏が終わった後もお客様が話しに来られたり、とても喜んでいただけたようです。

尚、このコンサートはヤマハ音楽支援制度「地域音楽活動支援」をいただきました。

OnPal&GAP参加者
中牟田、計盛、松隈、川崎恵子、川崎えつ子、城戸、真隅、真隅昌子、小南、井上、八尋












  


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2016年06月26日

OnPal 九大病院音楽授業 笛遊び

九大病院で音楽授業を行いました。
今回の授業は「笛あそび」と題して、音の正体はなんなのか、笛の音はなぜ出るのか、色々な笛の仲間などについて教えました。

2016年6月22日(水)11:00~12:00
テーマ:笛あそび
講 師:フルート&オカリナ/高木華子
     ピアノ/冨崎由紀
     説明&手作り笛指導/真隅 潔

「フルートの名曲を聴いてみよう」では
ビゼーの「アルルの女第2組曲」より「メヌエット」を聴いてもらました。

「色々な笛の仲間たち」では
みんなに知っている笛の名前を言ってもらいました。
ホイッスルを二つポケットから取り出して、これも笛の仲間です。
と、説明した後、
フルートと横笛、尺八とケーナ、リコーダーやオカリナと鳩笛、パンフルートと土笛などそれぞれ似ている色々な笛の仲間たちの映像を見せながら、尺八、パンフルートやオカリナは実物を見せて音を聴かせました。

「笛の音はどうして出るのか勉強しよう」では
音ってなんだろう~音を見たことある人~音は聞こえるけど目には見えない
「大きい音 小さい音」 「高い音 低い音」 「きれいな音 汚い音」
音は空気の振動が耳の中の鼓膜に伝わって音が聞こえること
打楽器、弦楽器、管楽器の音を出す仕組みなどを説明し、
笛だけが、空気そのものを振動させて音を出していることをわかってもらいました。
ちょっと難しいけどみんな真剣に耳を傾けてくれました。

「オカリナの名曲を聴いてみよう」では
オカリナで「コンドルは飛んでゆく」 を演奏してもらいました。

「みんなで一緒に演奏しよう」では
フルートとピアノに加え、
みんなにリコーダーなどを使ってもらい「オーラリー」をとっても上手に演奏することができました。

「みんなで笛をつくってみよう」では
残念ながら時間が足りなかったのでみんなで作ることはできませんでしたが、
私が作ってきた紙コップの笛を使ってみんなでチューリップを演奏しました。
ド・レ・ミ・ソ・ラのグループに分かれて1回でとてもうまくいったのでみんなとても嬉しそうにしていました。

最後にフルートの演奏で「365日の紙飛行機」を聴いてもらって授業を終わりました。

紙コップの笛はとっても気に入ってくれたようで、
終わった後に数人の子供が違う音の紙コップの笛をもらいに来てくれました。

このプログラムは、今後ブラッシュアップして、OnPalの定番メニューにできそうです。












  


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2016年01月25日

OnPal主催の二つのコンサート

OnPal主催の二つのコンサート

2016年1月1月22日(金)、OnPalでは2つの病院で新春コンサートを行いました。

お昼のコンサートは、
こども病院新春コンサート 14:00~14:40

ソプラノ:林 麻耶さん
フルート:高木華子さん
ピアノ:冨崎由紀さん

1.踊り明かそう
2.アナと雪の女王より「Let it go」
3.春の声
4.月の光
5.カノン
6.サウンドオブミュージックメドレー
   サウンドオブミュージック・エーデルワイス・ドレミの歌










入院児や外来のこども達、ご家族や病院長を始めとする関係者など、60人を超えるお客様に集まっていただきました。
出演の3人はピンク色のドレスで揃えてとても華やかです。
フルートやピアノの音色、ソプラノののびやかな歌声に、こども病院のひだまりギャラリーは新春らしいとても明るい雰囲気に包まれました。
アンコールでは、NHKの朝ドラでヒット中の「365日の紙飛行機」を3人で演奏して、最後にお客さまと一緒に紙飛行機を飛ばすサプライズ。
2階から演奏者たちのところまでスーっと飛んできた飛行機もあって、会場はおおいに盛り上がりました。
終わってから看護師のかたが、私たちもとっても癒されましたと言っていただき、またこども達やご家族の笑顔をみていると、私たちもとっても嬉しくなります。


夜のコンサートは
日赤病院新春コンサート 18:45~19:30

ソプラノ:浦本順子さん
ソプラノ:林 麻耶さん
ソプラノ:曲尾理紗さん
メゾソプラノ:福田綾子さん
ピアノ:吉冨淳子さん

①小さな空  武満徹作曲
②初恋  越谷達之助作曲
③春の声  J.シュトラウス作曲
④献呈  R.シュトラウス作曲
⑤メリー・ウイドウ・ワルツ  レハール作曲
⑥忘れな草  クルテイス作曲
⑦アヴェマリア  カッチーニ作曲
⑧オペラ「ラクメ」より 花の2重唱  ドリーブ作曲
⑨ふるさとの四季
  故郷 おぼろ月夜 こいのぼり 夏は来ぬ 村祭り 紅葉 雪 故郷











夜のコンサートには、入院患者さんを中心に、病院関係者や出演者のファンなど、80人くらいの方々に集まっていただきました。
OnPalメンバーの歌手4人によるコンサートは今回が初めてです。合わせもあまりできなかったようですが、それぞれの声がとてもよく調和して、とっても素敵なコンサートになりました。
日赤病院ではこれまで毎年年4回のコンサートを行われていたようですが、今回のようにプロによる本格的なコンサートは初めてらしく、患者さんだけでなく病院関係者の方々もとっても喜んでいただきました。
アンコールに応えて、会場のみなさんと「故郷」を合唱しましたが、歌手たちが自発的にお客様の中に入っていき、語りかけるように歌うというアドリブも入って、感動のステージを終了しました。

出演のみなさま、本当にお疲れさまでした。
  


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2015年10月18日

こども病院 マリンバを見て、聴いて、演奏しよう

福岡市立こども病院で「特定非営利活動法人OnPal」による音楽授業を行いました。

日 時:2015年10月14日(水)こども病院
場 所:福岡市立こども病院 ひまわり学級 あらぐさ学級
テーマ:マリンバを見て、聴いて、演奏しよう
講 師:マリンバ/竹下 恵 先生
     ピアノ/安浪由紀子 先生
生 徒:小学生9人、中学生3人

授業の内容
1.オープニングの曲
   ウイリアムテル序曲
2.マリンバってどんな楽器 クイズでお勉強
3.マリンバの魅力
   バックトーク シンコぺーテッドクロック 踊る子猫
4.マリンバと一緒に演奏しよう
   ティコティコに合わせ ラテンのリズムに挑戦しよう
5.マリンバを演奏してみよう
6.最後にもう一曲
   花のワルツ



オープニング演奏に続いて、早速マリンバクイズです。


 1.マリンバはどこで生まれた楽器でしょう?
  (答え)アフリカで生まれて中南米からアメリカに渡って現在の形が出来上がりました。
 2.マリンバは何個に分解できるでしょう?
  (答え)13個
 3.マリンバの共鳴管はもともとは何でできていたでしょう?
  (答え)ひょうたん
 4.打楽器について
  木でできているのは? 鉄でできているのは? 皮が貼ってある楽器は?
  このような問題を、ディスプレイを使い、例えばマリンバの原型といわれているアフリカのバラフォンという楽器の写真で確かにひょうたんがぶら下がっていることを確認してもらったりして勉強してもらいました。
  打楽器の種類では、竹下先生が色々な楽器を持ってきて目の前で音を出してくれたのでこども達もとっても分りやすかったと思います。



 マリンバの魅力では、マリンバだけでなく持ってきた色々な打楽器をすごい早業で使いながら演奏してくれました。
 もうこども達はびっくりです。





 そして、一緒に演奏しようでは、生徒たち全員に一つずつ楽器を持ってもらい、3つのグループに分かれてリズムを刻んでもらいます。
 最初は戸惑っていたこども達も、打楽器は「こする」「振る」「たたく」の3つの動作で音を出すことと、「トンカツ」「キャベツ」ぎょうざ」で3種類のリズムを教えるというユニークな方法に魔法にかかったかのように上手にラテンのリズムを刻むことができました。
 竹下先生が演奏するティコティコの曲に合わせた全員の合奏にみんな大喜びだったようです。



 また、マリンバを演奏してみようでは、教室からリクエストがあった「パフ」と言う曲を小学3年生の女の子がリコーダーを吹いて、全員で合奏しました。これもとっても上手にできましたよ。



 最後に、竹下先生たちにチャイコフスキーのくるみ割り人形から「花のワルツ」を演奏していただきとっても盛り上がった授業を終わりました。

 こども達は口々に楽しかったと言って、とっても満足そうでした。

 竹下先生、安浪先生 ありがとうございました。
                                     
  


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2015年08月29日

OnPal こども病院サマーコンサート

8月24日(月)14時~14時40分
7月に続いて、今夏2回目となる「こども病院サマーコンサート」を行いました。

OnPal こども病院サマーコンサート

会 場:福岡市立こども病院ひだまりギャラリー

出演者:チェロ:井上 忍  ピアノ:真隅 政大

曲 目:ガブリエッリ:チェロソナタ第1番
     パラディス:シシリエンヌ
     ラフマニノフ:ヴォカリーズ
     ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番作品27-1「月光」
     エンリオ・モリコーネ:『海の上のピアニスト』より「愛を奏でて」
     一青窈:ハナミズキ

今回は、ドイツから夏休みで帰国しているピアニストの息子と、OnPal正会員のチェリスト井上 忍さんによるデュオコンサートです。

ベートーヴェンの「月光」は息子のソロですが、それ以外は、チェロの名曲ばかりです。
これまでになく、こども向けではないプログラムでしたが、チェロのとっても甘い音色、ピアノの迫力のある演奏などに会場に集まったお客様にはじっくりと楽しんでいただけたようです。

最前列で最初から最後まで熱心に聴いていてくれた親子は、お子さんが精神的な障害を患っておられるようでしたが、そのお子さんがとっても熱心に聴いてくれていたように感じたのは私だけではありません。
きっと彼の心に音楽が届いていたに違いありません。
また、女性の方から、弾き手によってピアノの音色は全く違うんですねと言っていただきました。
嬉しい限りです。





  
 
井上さんと政大くん 素敵な演奏をありがとうございまいました。

今回、ピアノの調律を、OnPal側でさせていただきました。
調律師は、私たちが長年お世話になっている、唐津の中村さんと言う方で、素晴らしい調律師です。
おかげで、ピアノの音色もとても良くなって、素敵なコンサートにすることができました。

また、こども病院のスタッフの方々もとっても一生懸命準備をしてくださいます。
おかげでこちらもやる気がわきます。
ありがとうございました。
  


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2015年07月26日

OnPal こども病院サマーコンサート

2015年7月23日(木)14時
福岡市立こども病院のひだまりギャラリーで
サマーコンサート
を行いました。

出演は
 歌(メゾソプラノ)の福田綾子さん
 ヴァイオリンの古田茂稔さん
 ピアノの吉冨淳子さん
3人によるトリオコンサートでした。
福田さんと吉冨さんはOnPalメンバーです。





曲目は次のとおり
 J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
 F.クライスラー:前奏とアレグロ
 夏メドレー  たなばたさま
         うみ
         虫の声
         夏の思い出
 少年時代
 崖の上のポニョ
 ルパン三世

最初に、クラシックの曲を2曲聴いていただき、
それから、夏メドレーです。
虫の声では、会場のお客さんに配った鈴や鐘で虫の声を演奏してもらいました。
こども達もとても楽しそうに音を鳴らしてくれましたよ。

また、崖の上のポニョやルパン三世では、福田さんが新聞チラシで作った紙鉄砲を配布。
お客さんに鳴らし方を教えた後、一発勝負で演奏に合わせて鳴らしてもらいました。
鳴らすタイミングがとっても待ち遠しくて難しかったけど、みんな大喜びでした。







一時の間ですが、病院が明るくなったように感じました。

出演していただいたみなさん、お手伝いのみなさん、お疲れさまでした。

  


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2015年06月12日

ディズニー♪ジブリの名曲達

九大病院小児医療センター がんばるーむ で
音楽授業を行いました

2015年6月11日(木)11:00~12:00

今日の授業のテーマは
ディズニー♪ジブリの名曲達
“トリオの楽しみ方”~ヴァイオリン・チェロ・ピアノ」

ヴァイオリンとチェロとピアノ3種類の楽器で演奏するトリオを聴いて、それぞれの楽器について勉強してもらいました。

講師は、il mano magico( イルマノマジコ)というトリオグループで、
ヴァイオリン/工藤真菜さん、チェロ/田元真木さん、ピアノ/國友章太郎さん です。
工藤さんはOnPalのメンバーです。

参加者は、
OnPal/松隈、真隅潔・昌子
病 院/小学生8人、中学生8人、家族数人、江口先生、富田先生、沖田先生でした。

今日の授業は、これまでで参加者が一番多くて大賑わいです。
狭い教室に車椅子やらストレッチャーやら並べるのにすごく大変で開始時間が10分ほど遅れました。でもたくさんの生徒が参加してくれて先生方もやる気満々です。

本日の授業の内容は

①ピアノトリオを聴いてみよう
 ・サウンドオブミュージック よりメドレー
②ひとりよりふたり、ふたりよりさんにん??
 ・美女と野獣 ・オペラ座の怪人
③おまちかね、楽器を触ってみよう、弾いてみよう
④トリオでジブリ~たっぷり聴いて楽しもう
 ・魔女の宅急便・もののけ姫・隣のトトロ

まずは、とても素敵なサウンドオブミュージックの演奏です。
いつも一緒に活動されている“イルマノマジコ”の3人は、息もぴったりと会って、素晴らしい演奏を披露してくれました。


次は、ピアノトリオの勉強です。ピアノとふたつの楽器で演奏することをピアノトリオと言い、今日はヴァイオリンとチェロとピアノだけど、フルートやビオラだったりすることもあることを説明しました。

ヴァイオリンは一番高い音が出る楽器で旋律を受けもつことが花形の楽器、チェロはヴァイオリン倍以上も大きくて低い音を受け持つことが多いこと、ピアノは高い音から低い音までオーケストラのすべての楽器の音域が出せるとても便利な楽器であることなどを、実演をまじえながら勉強してもらいました。
みんなとっても一生懸命話を聞いてくれましたよ。


そして、3人が力を合わせればとっても素敵な音楽になることを「美女と野獣」と「オペラ座の怪人」の演奏で体験させてくれました。
実は今日の演奏はすべて國友さんの編曲だそうで、「オペラ座の怪人」のジャズ風の演奏に江口先生が「かっこいい! 初めて聴く演奏だ」と言ってました。


楽器を触ってみよう、弾いてみようですが、今日は残念ながらいつものように身動きが取れない状況だったので、一番前の列の二人に代表して体験してもらいました。弾いてみたい人と呼びかけたのですが、みんな恥ずかしがってなかなか手が上がりません。思わず國友先生が「みんな日本人だね~」と言ってましたよ。ほんとはみんな弾きたかったと思いますが、また次の機会にしましょう。




最後は、ジブリの曲をたっぷり聴いて楽しんでもらいました。
今日の授業は、いつもの授業より演奏のウエイトが高い授業でしたが、3人の息のあったとっても楽しい演奏に、みんなの顔が活き活きと輝いていたのが印象的でした。

工藤さん、田元さん、國友さんありがとうございました。
とってもブラボーでしたよ!!

  


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2015年06月04日

ギターを聴いてみよう、弾いてみよう

福岡市立こども病院でOnPalの音楽授業を行いました。

2015年5月27日(水)11:00~12:00

今日の授業は「ギターを聴いてみよう、弾いてみよう」

講師はOnPalメンバーの岩松知宏さん

参加者は、
OnPal/松隈、真隅潔 昌子、冨崎 GAP/川崎
病 院/生徒10人 家族2人 原先生、事務局数名

本日のプログラム
1.ギターの名曲を聴いてみよう
2.ギターってどんな楽器だろう
3.みんなが知っている曲を聴いて楽しもう
4.ギターと一緒に歌おう
5.おまちかね!ギターを弾いてみよう
6.ギタークイズ
7.最後にもう一曲


最初に有名な映画音楽「禁じられた遊び」の演奏です。
しっとりとしたメロディーにこどもたちもうっとりと耳を傾けていました。



ギターってどんな楽器だろうでは、岩松さんがクラシックギター、アコースティックギターという2本のギターを見せながら、その音の違いや作られた国の違いなど説明しました。



そして様々な奏法について名前と演奏を披露してくれました。
初めて見るテクニックにみんな目をパチクリ。
ギターを持っているという中学生もいましたが、素晴らしいテクニックにきっと神様みたいに見えたんじゃないでしょうか。

みんなが知っている曲を聴いて楽しもうでは、「カントリーロード」「いつか王子様が」「ルパン3世のテーマ」の3曲を演奏。続いて「キラキラ星」をみんなで一緒に歌いました。



さあ、おまちかねのギターを弾いてみようです。岩松さんが持ってきてくれた5本のギターを使って、音の出し方の練習、そして聖者の行進を一緒に演奏しました。今日の生徒は比較的みんな元気だったせいか、乗りも良くて大喜びでした。





次は今回ギターの授業で初導入のギタークイズです。
初級編、中級編、上級編、超上級編と岩松さんが作ったクイズに答えます。超上級編は初心者用の楽器と高価な楽器の音の聴き比べです。みんなに目をつぶって聴いて当ててもらいましたが、明らかに響きが違います。みんな結構当てていましたよ。
やはりクイズはこどもたちがとても喜んでくれます。



最後に、ギターのピックをこどもたちみんなにプレゼントしてくれたのですが、黒が一番人気で、争奪戦で盛り上がりました。

講師の岩松さん、手伝いに来てくれたみなさんお疲れさまでした。

  


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2015年03月28日

北川奨励賞の贈呈式

25日に北川奨励賞の贈呈式に行ってきました。

北川奨励賞は今年で16回目を迎えます。
難病や障がいをもつ子どもたちとその家族の支援を行っている団体に奨励金を授与し活動を支援しています。

今年は全国56団体の応募の中から8団体に授与されるもので、私が運営する特定非営利活動法人OnPalも選ばれました。

OnPal以外の受賞団体は次のとおりです。

高次機能障害の子どもを持つ家族会ハイリハキッズ
特定非営利活動法人バリアフリーセンター・福祉ネット「ナナの家」
特定非営利活動法人ママもっと笑って
特定非営利活動法人千曲環境市民会議
特定非営利活動法人そらいろプロジェクト京都
すまいるん
奄美きつおんカフェ

贈呈式では各団体の活動紹介のプレゼンテーションがありました。
お子さんが重度の障がいを負ったために、その親が連携して作った団体が多かったように思いましたが、みなさんとてもしっかりとした活動をされているのと、とても強い信念を持ってあることが印象に残りました。

中でも、そらいろプロジェクト京都は、理容師さんの集まりで、発達機能障害などを持ったこどもは親以外に体を触らせないので、散髪ができないという親の悩みに応えて、ノウハウを築きながらその活動を全国の理容師たちに広げていきたいと活動をされている団体でした。

活動を全国に広げたいという思いは、OnPalとも通じるところがあり、とても素晴らしいと思いました。

色々な活動を知り、色々な方々と知り合うことができて、東京まで行った甲斐もありました。
何と、すまいるんは、活動の場が同じ福岡で、代表者の自宅が、元気アートプロジェクトの事務局のすぐそばというのも驚きでした。

北川奨励賞を運営しておられる特定非営利活動法人コーポレートガバナンス協会と創設者の北川淳治様には心より感謝申し上げます。


  


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