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2009年12月15日

元気アートプロジェクト(GAP)2009年活動記録

元気アートプロジェクト(GAP)2009年活動記録

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループです。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

2006年12月に九大病院小児医療センターでスタートしたGAPの活動も今年で足かけ4年目を迎えました。

今年九大病院では、10回の活動を行い、子ども達やご家族、病院スタッフの方々に元気をお届けし、子ども達やお母さん方の笑顔に私たちも元気をいただきました。

また、原土井病院では緩和ケア病棟(ホスピス)を中心に7回の活動を行い、人生の先輩方の最後の生き方を目の当たりにしながらやさしい心をいただきました。

また、4月には、総会&記念イベントとして「立川吉幸 立川談奈 二人会」という落語会を開催し、ご支援いただく皆さんや病院関係者をお招きし喜んできただきました。

みんな仕事も大忙しのGAPメンバーは相当に無理をしながらの活動で、毎月の例会や準備のための集まりを入れると、30日を超える回数の活動を行ったわけですから、ややオーバーワークかなという気もしますが、やれるだけはやっていこうと思っています。

ご協力いただいた皆さま本当にありがとうございました。
来年もがんばりましょ~~!!!

【九大病院活動記録】
1月28日(水)「ダイナミック書き初め」
(内容) 書道家の四宮佑次さんの指導による大筆による書き初め。



2月16日(月)音楽授業「リズムと合奏」
(内容) GAPメンバーのヴァイオリンとキーボードによる授業を実施。



3月12日(木)「図工の授業」
(内容) 卒業式の記念写真撮影用の背景画をみんなで制作。



4月28日(火)「“ブンブンごま”を廻そう」
(内容) “ブンブンごま”づくりを実施。



5月20日(水)「がんばるーむ遠足」
(内容) 一昨年の「音楽と紙飛行機」、昨年の「しゃぼん玉」に続いて、今年は「しゃぼん玉」と新作の「パラシュート」に挑戦。



6月23日(火)音楽授業「クラリネットとオーボエを聴いてみよう」
(内容) 福岡市民オーケストラのオーボエ奏者、クラリネット奏者を迎えて、聴いたり、楽器をさわったりする授業を実施。



7月22日(水)「うちわづくり」
(内容) 3回目の今回は、耳などがはみ出した「変わりうちわ」制作。



10月28日(水)「がんばるーむ運動会」
(内容) GAPは“御神輿”や“入退場ゲート”“ご褒美メダル”などの制作と当日サポートを担当。



11月26日(木)音楽授業「マリンバと一緒に歌おう演奏しよう」
(内容) 福岡青年音楽家協会のマリンバ奏者・キーボード奏者・ソプラノ歌手による授業を実施。



12月2日(水)14:00~15:00 「カードをつくろう」
(内容) 今年で4回目のポストカードづくり。今年は寅年の年賀状をつくろう。



【原土井病院活動記録】
2月5日(木)「鬼はそと 福はうち 節分コンサート」(緩和ケア病棟)
(内容) 節分会で、GAPの浦本順子さん(ソプラノ)と真隅昌子さん(ヴァイオリン)が、「冬景色」「早春賦」「おぼろ月夜」「花」などを演奏。



 3月27日(金)「お花見会」コンサート(緩和ケア病棟)
(内容) GAPの浦本順子さんと、お友達のソプラノ、徳森理香さん、ピアノの秦久恵による「アンサンブル・ルーエ」による演奏会を開催。



 6月1日(月)結婚40周年記念日の2人の為だけのコンサート
(内容) GAPの浦本順子さんと、お友達の吉富淳子さんによる2人の為だけのコンサートを実現。



 6月24日(水)「似顔絵」書き(デイケアセンター)
(内容) 心身に障害のあるメンバーが通う障害福祉サービス事業所「工房まる」の協力で、「工房まる」のアーティストのみなさんがデイケアのお年寄り達の似顔絵を描いていただきました。



 6月27日(土)健康祭「健康青葉21」コンサート
(内容) 4人のフルートアンサンブルグループの「福岡フルート・レ・フルール」、福岡市民オーケストラ「木管5重奏団」、クラリネット、声楽、ピアノのトリオ「ラ・メール」の3グループが親しみやすい曲の数々を披露。



 7月18日(土)「津屋崎少年少女合唱団」コンサート
(内容) 熊丸みつ子先生率いる「津屋崎少年少女合唱団」の9名の若者たちによるエキサイティングなコンサートを実施。



 10月3日(土)「お月見会」コンサート(緩和ケア病棟)
(内容) フリーのチェリストの井上忍さんと、ピアノ講師の高木繭子さんによる演奏会を開催。中秋の名月を眺めながらチェロの名曲の数々を堪能しました。



【特別活動記録】
4月19日(日)元気アートプロジェクト総会&記念イベント「立川吉幸 立川談奈 二人会」
(内容) GAPを支えていただく皆さんを招待しての落語会開催、病院の先生方にも楽しんでいただいた。(場所:九州大学USI大橋サテライト「ルネット」)




  


Posted by つぶやきホルン at 22:55Comments(1)元気アート2009

2009年12月02日

九大病院:カードをつくろう

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

本日、2009.12.2は、今年最後の活動です。
14時から九大病院小児医療センターで、「カードをつくろう」を行いました。
担当は、城戸さんと新田さん

GAPメンバーは12名。子ども達は13名。
メンバーがたくさん参加してくれたおかげで、ほぼマンツーマンで対応ができました。

スタートの説明は城戸さんです。
さすが元先生。子ども達への説明は堂に入ったものです。
来年は寅年だからトラの色々なデザインの見本を持ってきたこと。
別にトラでなくても正月らしいものや、そのほか何でも良いよ・・・と優しく説明しました。

材料は、色画用紙、色鉛筆、クレヨン、フェルトの布、毛糸など色々です。

説明が終わって、いよいよ制作開始
何を書こうかな~~~っともじもじしている子ども達に、GAPメンバーが寄り添って、色々とアドバイスします。

今日は特に、赤ちゃんに近い子も多くて、GAPメンバーはお母さんと一緒に大奮闘でした。
活動時間は60分一本勝負ですから、お絵かきの正味は30~40分です。
それでも、作業を初めてから20分くらいで一人、二人と完成します

そこで、撮影班が作業を開始します。
撮影はプロのカメラマンの築地原さん
13人の作品を次々に撮影していきます。

そして、後日、この写真をもとに、グラフィックデザイナーの新田さんや黒瀬さんが、とっても素敵なクリスマスカードや年賀状にデザインして、子ども達にプレゼントするんですよ

今日は体調が悪く、参加できなかった子ども達にも病室で書いてもらうようにしました。

子ども達の様子を伝えることができないのが残念ですが、作品を紹介します。

GAPの皆さん、本当にお疲れさまでした~~!!
出来上がったカードを手にしたときの子ども達の喜びようが楽しみです。
本当にかっこいいカードができるんですよ。





























いずれもとっても素敵な力作揃いですね。
みんなきっとこの絵のように元気になってくれることでしょう。
face02


  


Posted by つぶやきホルン at 23:40Comments(0)元気アート2009

2009年11月29日

「がんばるーむ」音楽授業

元気アートプロジェクトでは、2009年11月26日に、九大病院小児医療センター「がんばるーむ」で今年3回目の音楽授業を行いました。

本日の授業は、「マリンバといっしょに、うたおう、えんそうしよう」
講師は、マリンバ 松下恭子さん ピアノ 高木美穂子さん うた 折笠美紀子さん
青年音楽家協会の折笠さんとそのお仲間です。

プログラムは、

マリンバ演奏
①道化師のギャロップ   
②シンコペーテッド・ギャロップ
マリンバに合わせて一緒に歌いましょう
③となりのトトロ
④崖の上のポニョ
リコーダーに合わせて
⑤マイ・ボニー
楽器体験
⑥線路は続くよどこまでも
マリンバ演奏
⑦剣の舞


授業を受けてくれた生徒は、小・中学生7人。
それにお母様方も参加してくれました。

マリンバの素晴らしい演奏に子ども達が目を丸くして、聴き入っていたのも印象的でしたが、やはり毎回一番喜ぶのは、楽器体験です。

今回は、参加した子ども達全員が、一人ずつ「線路は続くよどこまでも」のマリンバ演奏に挑戦しました。先生のお手伝いもなく、一人で見事に演奏する子もいたんですよ。すご~~~い!!face08
とっても楽しいお勉強のひとときを過ごしました。face02



子ども達の大喜びの様子、恥ずかしそうに演奏する様子など紹介できないのがすごく残念ですが、私たちはこの笑顔に元気をいただきます。

病気なんかに負けずに早く元気になってくれることを祈るばかりです

松下さん 高木さん 折笠さん そしてGAPメンバーのみなさん
お疲れさまでした~~~
face01  


Posted by つぶやきホルン at 17:02Comments(0)元気アート2009

2009年11月12日

GAP定例ミーティング

元気アートプロジェクト定例ミーティング

日時:2009年11月10日(火)19:00~21:10
場所:九州大学USI大橋サテライト ルネット2階
参加人数:11名
本日の料理:2階は飲食禁止のため残念でしたicon15

【活動報告】
1.10月28日 九大病院 がんばるーむミニミニ運動会 担当;築地原さん
 28日は運動会日和に恵まれ、30個用意したメダルが足りないほど多くの子ども達が参加してくれました。(病気の子どもは少ない方が良いわけでちょっと複雑な気持ちですが)
 GAPが作った「入場門」をくぐっての入場は大変盛り、メダルも好評、力作の「御神輿」も大活躍の運動会でした。運動会の準備は毎年大変ですが、最も喜んでもらえる活動だと思います。face02

【議 題】
1.九大病院 今後の活動予定
■11月26日(木)11:00より、がんばるーむ音楽の授業 
   マリンバ・キーボード・ソプラノによる授業を準備中  担当;真隅
   当日の機材運搬手伝いが必要で、私、妻、松隈さん、城戸さんが参加します。

■12月2日(水)14:00~15:00 「カードをつくろう」 
   場所;プレイルーム 担当予定;城戸、新田 
   寅年の年賀状づくりなので、寅にちなんだ写真を持ち寄ることに。

2.チャリティーコンサートについて
  いろいろと検討を重ねてきた4/18福銀ホールでの開催は見送ることとしました。
   

その他、今後の活動のことについてなど、2時間ばかりの話し合いましたが、活動を開始して3年。
気持ちの良いメンバーとの話し合いはなかなか楽しいものです。
不況の影響もあってか、最近少し参加者が減っているのは気にかかるところですが、GAPメンバーを元気にすることも考えたいと思います。icon16

ということで??次回のGAPミーティング12月8日(火)は中止
12月11日(金)19時から忘年会を開催することになりました。icon06  


Posted by つぶやきホルン at 14:02Comments(0)元気アート2009

2009年10月29日

九大病院「がんばるーむ」運動会

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

10月28日(水)は九大病院小児医療センター“がんばるーむ”の運動会icon16

今日は秋晴れの素晴らしい運動会日より
GAPメンバーは13時に九大病院の医学部百年記念広場に集合
早速準備に取りかかりました。

この日のためにGAPメンバーが作った“御神輿”や“入退場ゲート”をはじめとした、力作の数々が運動会を盛り上げますicon21

がんばるーむの子ども達が広場に到着すると、まずは記念撮影
そして13時50分、いよいよミニミニ運動会の始まりです。
新型インフルエンザの流行もあってか
子ども達は数ヶ月ぶりに外の空気を吸ってるそうです。
天気が良くて本当に良かった。
神様に感謝です!!!face02

運動会は
�選手入場
�玉入れ
�愛のキャッチャー
�相棒パート7
�みんなで踊ろう
�結果発表
という内容
たった1時間足らずの「大イベント」です。icon01

健康な子ども達には考えられない世界
でも、みんな一生懸命楽しんでます
その笑顔を紹介できないのが残念ですが
笑顔はきっと子ども達の病気に対する免疫力を高めています。
ここに参加している子ども達
そして今日は参加できなかった子どもを含む
みんな!!!が
健康に育ってくれることを祈るばかりです
face02

 "> 入場ゲートも準備OK、いよいよ運動会の始まりです。






 玉入れ・・・運動会はやっぱりこれですよね。











 「愛のキャッチャー」に続いていよいよGAPが作った御神輿が活躍する「相棒パート7」の番です。棒でかついだ御神輿が転げ落ちないように運ぶゲームです。子ども達には結構大変。





 ご褒美の金メダル、銀メダル・・・CDを使って良くできたと思ったのですが、子ども達から「これCDじゃ~~ん!」といわれて「ショック」
来年はまたアイデア出しに苦労しそうですね。face11




本日参加したした6名のGAPメンバーの皆さま
先日準備のために1日がんばった皆さま
本当にご苦労さまでした~~~!

  
タグ :運動会


Posted by つぶやきホルン at 00:01Comments(0)元気アート2009

2009年10月25日

運動会の準備

10月28日(水)に、九大病院小児医療センター院内学級の運動会が開催されます。

私たち、元気アートプロジェクトがこの行事のお手伝いをするのは今年で3回目
すっかり秋の恒例行事として定着してきました。

毎年、運動会のゲートを作ったり、ご褒美の金メダル、銀メダルを作ったり、デザインや建築のプロ集団にしかできない素晴らしい作品を作り上げてきました
とても大変な作業を伴うのですが、病気の子ども達やお母さん方、病院関係者のみんながとても喜んでくれて、元気になってくれるのでやめられません

私たちがついつい頑張りすぎる??ものですから、
今年も「元気アートさん、よろしくお願いしま~~す! ご褒美メダル、応援グッズ、祭だわっしょいの御神輿を作ってくれませんか~~!!」という「ありがた~~~いリクエスト」が舞い込みました。

えっ!!御神輿???・・・ようわからんけど大変そ~~!face07
でも、願いを叶えるのが「GAP魂icon09」です。

というわけで、昨日24日(土)は、担当の築地原さんなど10名が朝10時から松隈事務所に集合して、準備作業を行いました。

今年のメダルは、CDを2枚張り合わせたものをベースとするアイデア。

応援グッズは簡単に出来上がりましたが、問題は御神輿。
メンバーの市岡さんのデザインで、
秋の果物「柿」と「ぶどう」の御神輿を作ることに。

市岡さんの4枚の下絵に、10人で手分けしてポスターカラーで彩色する作業になんと5時間
御神輿をかつぐ紅白の棒も、赤と白のビニールテープを巻いて完成。
これも結構難しい作業でした。
私たち夫婦は、夜のオーケストラの練習があったので、最後の御神輿の完成を見ることができずに5時には退散しましたが、最後は何時までかかったのでしょうかね。

28日は秋晴れのもとに元気いっぱいの運動会が開催されることでしょう。
柿とぶどうの御神輿をかついではしゃぎ回る子ども達の笑顔が目に浮かびます



 ゲート看板と作業場風景






 大変な絵付け作業の開始






 ここまで作業が進んだところでお昼ご飯に






 お昼ご飯は松隈さん特製のカレー「めっちゃ辛くて美味しかったです」
(作るのに2日間かかってます)





 立体感も出てとても美味しそうなぶどうが完成間近






 柿も完成間近です






 いよいよ完成した絵を切り抜く作業






完成した御神輿の写真がなくてごめんなさい。
28日の運動会の報告をお楽しみにface02  


Posted by つぶやきホルン at 13:34Comments(0)元気アート2009

2009年10月15日

元気アートプロジェクト定例ミーティング

2009年10月13日(火)19:00より、九州大学USI大橋サテライト「ルネット」で元気アートプロジェクト定例ミーティングを行いました。

今回の参加者はやや少なく12名icon15

お楽しみの会議前の会食は、味ご飯(松隈さん)、イチジクのグラッセ(岸本さん)、その他お菓子でした。カメラを忘れてしまったので今回は写真なしで~す。m(_ _)m

【活動報告】
1.9月9日 のぞえ総合心療病院(久留米市)の見学
 松隈さんから、のぞえ病院見学について報告がありました。
 建築家、鮎川氏の設計も素晴らしいが、さらに、のぞえ病院の、患者を社会復帰させる信念、取り組み、システムが素晴らしく、大変勉強報告でした。

2.10月3日 原土井病院緩和ケア お月見コンサート
 フリーのチェリスト、井上忍さんによるコンサートを行い、患者さんや家族に大変喜ばれたことを報告しました。

【議 題】
1.今月の活動予定
①10月28日(水) 九大病院 院内学級運動会 担当:築地原さん
 院内学級打ち合わせを20日(火)16時よりがんばルームで行い、24日(土)14時より松隈事務所にて準備作業を実施します。ご褒美メダル、応援グッズ、祭だわっしょいの御神輿を製作予定です。
 今年も、結構大変な準備作業になりそうです~~。

②11月26日(木)  九大病院小児医療センター「がんばるーむ」音楽授業 担当:真隅 マリンバを使った音楽授業を予定しています。

2.チャリティーコンサート
 来年4月に企画検討中のGAPチャリティーコンサートについて、話し合いました。
 前回議論になったチケット販売方法に加えて、そもそも何のためにやるかという「明確なコンセプト」や、GAPメンバーが共通の目的意識・認識をもって取り組むための「コンセンサス」が取れていないと言う意見があり、結論は次回のミーティングに先送りしました。
 このように、みんながきちんとして意見を言い合い取り組みを進めるのもGAPの素晴らしいところかも知れませんね。face02


次回のミーティングは11月10日(火) 19:00
場所:九州大学USI大橋サテライト ルネット2階

  


Posted by つぶやきホルン at 22:36Comments(0)元気アート2009

2009年10月04日

お月見会コンサート

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

本日、2009年10月3日(土)は「中秋の名月」



というわけで、午後7時から原土井病院の緩和ケア病棟で、
“GAP原土井病院「お月見会」コンサート” を開催しました。
出演者は、フリーのチェリストの井上忍さんと、ピアノ講師の高木繭子さん
いずれも、共催団体の福岡青年音楽家協会会員です。

会場は、病院の看護士さんやボランティアの皆さんが用意された飾り付けで、とっても素敵な雰囲気が醸し出されています。

 

そして、昨日の雨もすっかり上がって、今日はとってもきれいな“中秋の名月”を拝むことができます。

演奏会の準備も万端。
少し早めに会場に来られた、患者さんやご家族のために特別サービスとして、「バッハ/チェロ無伴奏組曲」から数曲を弾いていただきました。

会場は40名近い方々で埋まり、いよいよ演奏会の始まりです。

本日のプログラムは次のとおり。
 ・バッハ/G線上のアリア
 ・グラズノフ/スペインのセレナーデ
 ・サン・サーンス/白鳥
 ・フォーレ/エレジー
 ・荒城の月、月の砂漠
 ・カーペンターズ/青春の輝き
 ・モノー/愛の讃歌


チェロ奏者の井上さんは、それぞれの曲について、とっても分かりやすい解説をしながら演奏してくれました。サン・サーンスの名曲“白鳥”が組曲「動物の謝肉祭」の中の1曲でありながら、チャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」の中の曲と誤解されていることが良くあることなど、とても面白いお話しでした。

 

目をつぶってうなずきながらじっと聴き入るおばあちゃん。
しっかりとお二人で聴いていただくご夫婦。
ベッドに横たわっている方・・・・・・
みなさんそれぞれとっても満足そうに、そして楽しんでいただけたようです。face01

フォーレのエレジーが終わったところで、お楽しみのお茶とお月見団子をいただきました。
本当におだやかな雰囲気の会です。

アンコールでは、シシリエンヌに続き、あのパブロ・カザルスが世界の平和を願って作った“鳥の歌” が演奏されました。

演奏会が終わって、多くの患者さんと家族の方々が、チェロ奏者の井上さんを囲んで「記念撮影」をされていたことがとても印象的でした。

今回もこの様な機会を与えていただいた原土井病院に感謝申し上げます。
皆さん、お疲れさまでした~~~!!!face02
  


Posted by つぶやきホルン at 14:19Comments(0)元気アート2009

2009年09月10日

チャリティーコンサート

昨日は、アクロス福岡シンフォニーホールに「チャリティーコンサート」を聴きにいきました。

毎日新聞社が行っている「小児がん征圧キャンペーン~生きる」の一環として行われた「ごえんなこんさあと」です。

元気アートプロジェクトの活動の場である「九大病院小児医療センター」はまさにこの「小児がん~小児白血病」と闘う子ども達がたくさん入院している病院です。

会場にはいつもお世話になっている小児医療センターの医師や学級の先生が入院患者の子ども達を数人連れて来られていました。比較的症状の軽い子ども達でしょうがそれでも大変です。

コンサートは、女優の竹下景子さんの司会と朗読、特別ゲストでソプラノ歌手の中丸美千繪さんや、ヴァイオリンの奥村智洋さんバリトンの野本立人さん、それに地元の児童合唱団のムーゼンクランツ福岡少年少女合唱団ほかの出演で、とても素敵なこころ暖まる演奏会でした。

奥村智洋さんのヴァイオリンは、とても柔らかい伸びのある音色で、どこか飄々とした雰囲気がとっても自然で肩の凝らない素敵な演奏でした。

バリトンの野本立人さんは、少年少女合唱団と一緒に、映像でつづる童謡・絵手紙の世界をとても楽しく聴かせてくれました。

そして、ソプラノの中丸美千繪さん。
ヘンデルのオンブラマイフ、カザルスの鳥の歌、プッチーニのトスカ、ヴェルディの椿姫などを熱唱されました。最初は少し押さえ気味で歌っていましたが、徐々にテンションが上がって、終わりの3曲はやはりさすが~~と感激しました。

そして、最後に竹下景子さんが「葉っぱのフレディー~いのちの旅」を映像とピアノを交えて朗読。
やはり上手ですね。ぐ~~っと引き込まれてしまいます。

とっても心が温かくなるコンサートでした。face05

   


Posted by つぶやきホルン at 23:07Comments(0)元気アート2009

2009年09月08日

GAPミーティング

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

本日は、元気アートプロジェクト定例ミーティングでした。

日時:2009年9月8日(火)19:00~20:30
場所:九州大学USI大橋サテライト ルネット1階
参加人数:18名
本日の料理:ちらし寿司(松隈さん)、ゴーヤの佃煮(城戸さん)

いつものように、まずは腹ごしらえ。
お腹がふくれれば話も和やかに弾むというものですね。

【活動報告】
1.点滴デザインプロジェクトチームの報告

 前回ミーティングの報告後に、チームメンバーそれぞれが具体的な作品サンプルを作成し、九大病院看護部長に提案したところ、予想以上に好評で、現在病院内で試用中。今後、問題点などの意見をいただき更に検討を進めることになったことが報告されました。
 
 これこそ、デザイナー集団「GAP」の真骨頂が発揮されそうな取組です。
 商品化も目前かも???
 いずれ、作品を掲載できると思いますよ。

【議 題】
1.今月の活動予定
①9月9日(水) のぞえ総合心療病院見学
  建築家の鮎川透氏の作品を見学する予定です。

②チャリティーコンサート
  来年4月に福銀ホールで開催することを目指して検討中です。

③その他
  10/3(土)原土井病院緩和ケアのお月見会の出演者を調整中です。
  九大病院の小児医療センター10月の運動会について準備を進めることを確認しました。

2.お誕生日合唱団
  8月の誕生日該当者は、中牟田さん、真隅さん、9月は岸本さん、佐藤先生
  浦本さんのリードで、みんなでお祝いの歌をプレゼントしました。

相変わらず、仕事を忘れて話が弾む、楽しいミーティングでした。





  


Posted by つぶやきホルン at 23:38Comments(0)元気アート2009

2009年08月12日

GAPミーティング

8月11日は、19:00から「九州大学USI大橋サテライト・ルネット」で、元気アートプロジェクトの定例ミーティングでした。

参加者は、お盆休みの入口ということもあってか、いつもよりやや少ない16名。

私は当日、東区方面の大渋滞(きっと九州自動車道通行止めの影響です)に巻き込まれ、1時間近く遅れての参加となりました。

報 告(この時間は私はまだ到着していません)

1.7月18日(土)原土井病院緩和ケアにおける「津屋崎少年少女合唱団」9名の若者によるコンサートについて、若者たちがそれぞれ患者さんたちの手を握って一緒に歌う感動のひと時を過ごした様子が報告されました。

2.7月22日(水)九大病院がんばルームの「はみだすうちわ」づくりについて、今年で3回目のうちわづくりですが、はみ出すという新しいテーマ設定が大変成功したようです。

課 題(ここから参加しました)

1.点滴スタンドチームから、実際に九大病院からスタンドを借りてきての、検討の状況が報告されました。点滴スタンドを楽しいものにしようという取組です。でも機能を阻害しないデザインは相当に難しそうです。

2.チャリティーコンサートについては、福銀ホールを利用して来年4月の日曜日に開催する企画書案の説明を行いました。これも課題は山積みです。

いよいよ多彩な活動を目指すGAPです。

その他、いくつかの議題を議論し、今日は早めの店じまい。
終了後に懇親会を行いました。
近くの居酒屋で11時過ぎまでわいわいと「超元気」なGAPめんばーでありました。face02




松隈さんがパソコン教室でのお勉強の成果を見事に披露。やんやの喝采を浴びました。  


Posted by つぶやきホルン at 22:42Comments(0)元気アート2009

2009年07月22日

GAPうちわ

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

本日、2009.7.22は、14時から九大病院小児医療センターで、今年で3回目となる「うちわづくり」を行いました。
今回は、担当の小南さんのアイデアで、耳などがはみ出した「変わりうちわ」を作ろう。
ということで、子ども達が色々な「はみ出し絵」に挑みました。

本日の参加は、GAPがなんと11名、子どもが9名にお母さん方。
制限時間45分の間に、どんな絵を描こうかな~~・・・から始まって、うちわを貼り付ける完成まで大忙しです。

最初は、ちゅうちょしていた子ども達ですが、
乗ってくると大変です。
朝から「今日はうちわを作るんだ~~!!」と張り切っていた子は、なんと一人で5個も作りました。

また、ある女の子は、最初からこつこつ、こつこつとお花の形を切っては貼り、切っては貼りと、素ばらし作品を仕上げました

遅れてきて、終わってしまったことを聴かされた子が泣き出すなど、GAPのメンバーもおおわらわ・・・ちょっとかわいそうだったけど、またきっと今度作ろうね~~!!と材料を渡して納得してもらいました。

子ども達がこんなに楽しみにしてくれているなんて、と思うと嬉しくなります。

子ども達の様子を伝えることができないのが残念ですが、作品の一部を紹介します。

 

 

 

 



GAPの皆さん、本当にお疲れさまでした~~
毎月数回ずつ活動が続いて、少々大変だったけど
よく頑張りました。
8,9月は今のところミーティング以外の活動はお休み。
これまでの反省や今後の準備など充電期間にしましょう。
  


Posted by つぶやきホルン at 23:23Comments(0)元気アート2009

2009年07月18日

津屋崎少年少女合唱団

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

本日、7月18日は、14時から、原土井病院緩和ケア病棟のサンルームで少年少女合唱団によるコンサートを行い、それはそれは言葉にできないほどの感動のひとときを過ごしました。

出演協力は、熊丸みつ子先生率いる「津屋崎少年少女合唱団」の9名の若者たち
少年少女合唱団で若者たち???
今日は、小学生の参加が難しいので、大学生のメンバーを主力とするユニットです。
でも、彼、彼女らは小さい頃から津屋崎少年少女合唱団で活動を続けてきたメンバーなんですよ。

この合唱団は、平成4年に誕生して以来、全国でも活躍する実にユニークな合唱団なのです。
率いる熊丸みつ子先生・・・幼児教育の専門家として年間700回を超える講演活動を行うスーパーウーマン!!合唱団の元気とユニークさは間違いなくここが源泉ですね・・・(^_^;)

そのような超元気ウーマンと、とっても素直で心優しい若者たちが、今日は、本当に素敵な歌のパフォーマンスによって、「ミラクル」な時間と空間を創りだしてくれました

リハーサルをしている最中に、一人、また一人と患者さんが入ってこられます。
ベッドに寝たきりの患者さんもおられて、若者たちの顔色にも変化が見られます。
少しショックを受けているのかな? 大丈夫かななどとちょっと心配になりました。

すると、若者たちがみんなで患者さんたちの方へ歩み寄って「今日はよろしくお願いしま~~す」と挨拶に回り始めました。
これで、一気に雰囲気が明るくなり、心配は吹き飛んでしまいました。

いよいよ演奏会の始まりです。

赤とんぼ、ふるさとなどの懐かしい唱歌を一緒に口ずさみ、
見上げてごらん夜の星を、少年時代などの心に響く曲
一人しかいない青年の素晴らしく響く声、そして清楚な女の子たちのハーモニー

そして、熊丸先生のとっても楽しく元気の出るお話しに、患者さんたちもどんどんと元気が出てきている様子です。

ビバルディの「四季」より「春」は、なかなか難しい曲ですが、とっても上手に歌っていました。

突然、指揮者の熊丸先生の合図で、若者たちがそれぞれの患者さんたちの横に散らばります。
そして、手を握りしめて歌い出したではありませんか


それまで、固い表情を崩さなかった男声の方も、うれしそうに微笑まれ、そしていつの間にか感激の涙をながし始めました。

また、疲れるからと、車いすから降りて、ソファーに横になっていた女性の方は、女の子に手を握られて起きあがって一緒に歌い、そしてこちらも涙を浮かべていました。

私たちも・・・・なんなんだこの雰囲気は~~~!!と感じながらも、とっても素直な気持ちで涙が出てきます。

子ども達も、しっかりと歌ってはいますが、やはり涙を浮かべている子がたくさんいます。

会場のサンルームは、その名前のとおり、とってもとっても暖か~~~い空気が充満していました。

「それはそれは言葉にできないほどの感動のひととき」と最初に書いたように、いくら書いても書き切れませんから、このくらいにしときましょう。

最後は、患者さんが部屋を出られるのをひとり一人歌で見送ります。

みんなとっても嬉しそうです。
家族の方々も本当に感動し元気になっていただきました。

熊丸先生、合唱団の皆さん。
本当にありがとうございました。

本日の担当の張(ジャン)さん。
準備、お疲れさまでした。

プログラム担当の黒瀬さん、そしてイラストを提供してくれた「工房まる」の太田さん。
すてきなデザインをありがとうございました。

今日のGAPメンバーは9名。
おっ疲れさまでした~~~~~。
感動疲れですね(*^_^*)







  


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2009年07月15日

GAPミーティング

昨日は、元気アートプロジェクトの定例ミーティングでした。
2009年7月14日(火)19:00~21:00

いつものように「九州大学USI大橋サテライト ルネット1階」に19時集合。
参加は18名・・・若干少なめ?

本日の料理は?・・・ベーコンと豆のシチュー(松隈さん)、水羊羹(城戸さん)、手づくりパン(小南さん)・・・だんだん料理人が増えてきているような(^_^)v

活動報告は次の3件。
①6月23日(火) 11:00~11:50
 九大病院がんばるーむ「音楽の授業」
 担当:真隅
 福岡市民オーケストラの末宗さん(オーボエ)と、横山さん(クラリネット)による音楽授業「オーボエとクラリネットを聴いてみよう」を実施。中学生4人、小学生8人が聴いたり楽器をさわったりと、熱心に勉強してくれました。

②6月24日(水) 14:00 原土井病院デイケア 似顔絵 担当:松隈さん
 福岡市南区野間にある心身に障害のあるメンバーが通う障害福祉サービス事業所「工房まる」の協力で実施。素晴らしい感性の持ち主(松隈さん曰く「天使」)たちの描く似顔絵にお年寄り達も大感激でした。

③6月27日(土) 14:30 原土井病院 健康祭「健康青葉21」コンサート
 福岡フルート・レ・フルール、福岡市民オーケストラ:木管5重奏団、クラリネット、声楽、ピアノのトリオ「ラ・メール」の3組の出演で、130人の聴衆を相手に演奏。
 担当の上杉さんの名司会、新田さんのプログラムが好評でした。

1月に3回もボランティア活動しているなんて・・・すごいorよほど暇?? icon194

今月の活動予定は、
①7月18日(土) 14:00~ 
  原土井病院緩和ケアで、津屋崎少年少女合唱団の協力によるコンサート
を行います。

②7月22日(水) 14:00~ 
  九大病院がんばるーむで、今回で3回目となる「うちわを作ろう」
です。
  うちわの骨提供は毎年「三栄印刷株式会社」・・・いつもありがとうございます。
  今年は、耳などがはみ出した「変わりうちわ」を作りますので乞うご期待。

今後の活動の企画やアイデアについて、
  「点滴デザインPT」と「手作り楽器PT」から今後の予定について報告がありました。


最後はいつものようにお誕生日合唱団
7月の誕生日該当者は、代表の今宮さんと中村さん、西中さんみんなでお祝いの歌をプレゼントしました。

次回のミーティングは8月11日(火) 19:00
場所:九州大学USI大橋サテライト ルネット1階 です。

 

 

  


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2009年06月28日

健康祭「健康青葉21」

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

昨日、6月27日は、原土井病院 健康祭「健康青葉21」でコンサートを行いました。

今週のGAPは、23日九大病院で音楽授業、24日原土井病院で似顔絵、そして昨日と、大忙しでした。ボランティアなのによくやるな~~とつくづく思うのですが、これも、30人を超えるメンバーが毎回責任者をローテーションして、きっちり仕事をこなしていくからでしょう。

昨日の活動は、次のとおりです。

原土井病院 健康祭「健康青葉21」コンサート
2009年6月27日(土)14:30開演 15:45終
場所:原土井病院 1階 ロビー
主催:原土井病院
協力:元気アートプロジェクト、福岡音楽団体連絡会


原土井病院ボランティアコーディネーターの高口さんの司会、原土井病院:成富由司院長のご挨拶でコンサートはスタートしました。

今日の進行役は、GAPメンバーでフリーライターの上杉七重さんです。
今宮GAP代表とともに朝11時から駆けつけて、コンサートの段取りや出演者のお世話と大活躍していただきました。・・・おっ疲れさま~~~!!!face02

最初の出演者は、福岡フルート・レ・フルール

福岡で活躍するアマチュアオーケストラのフルート奏者によるフルートアンサンブルのグループです。(アマチュアではトップレベルの人たちの集まりですよ)

本日の出演者は次の方々
安江晶子さん(福岡市民オーケストラ)
渡辺恵子さん(福岡OBフィルハーモニーオーケストラ)
河添万里さん(精華コミュニティオケ
俵 敬子さん(精華コミュニティオケ)


曲目は
①パッフェルベル  「カノン」
②チァイコフスキー 「胡桃割り人形」より“トレパック” “葦笛の踊り”
            「眠りの森の美女」より“ワルツ”
③伊藤康英 「4本のフルートための組曲“フルーツ・パフェ”」より
        “ジェラート・コン・カフェ” “チョコレート・ダモーレ”


 

フルートのやさしい音色、あまいハーモニーで、まずは会場をほっとする、のどかな雰囲気にしてくれました。上々のスタートです。

続いては、私もメンバーの、福岡市民オーケストラ:木管5重奏団(団内では「白雪姫と王子と3人のおじさん」というグループ名があるのですが、今日ははずかしいので使うのやめときました。(^_^;))

大西修三さん(フルート)
末宗ゆり子さん(オーボエ)
横山慶久さん(クラリネット)
工藤平八さん(ファゴット)
それに、私(ホルン)


曲目は、
①映画「魔女の宅急便」より“海の見える街”
②映画「もののけ姫」より“もののけ姫”
③映画「サウンド オブ ミュージック」曲集


 

今回の演奏で使用した楽譜は、ポピュラーにしてはかなり難しい編曲をしてあるので、実はみんな相当苦労して演奏していました。若干ミスもありましたが、演奏しているうちに、お客様が楽しそうに聴いておられる様子が伝わってきて、気持ちよく演奏することが出来ました。
客席が近いとかなり緊張するけれど、反面、お客様の反応がストレートに伝わって来るので、勉強にもなるし快感でもありますね。

最後は、「ラ・メール」 クラリネット、声楽、ピアノのトリオです。

出演者は
近藤洋子さん(クラリネット)
羽田やす子さん(ピアノ)
福田綾子さん(声楽)


みなさん、福岡や北九州で、演奏活動、音楽講師などを行っている音楽家の方々です。

曲目は
①浜辺の歌          (V・P)
②私のお父さま        (V・P)
③クラリネット こわしちゃった(Cl・P) 
④アビニョンの橋の上で    (Cl・P)
⑤虹の彼方に         (V・Cl・P)
⑥故郷            (V・Cl・P)   


 

福田さんのとても素敵な歌声とお話し、近藤さんの軽妙なクラリネットのテクニックと音色に、お客様たちもとっても元気になっていただいたようです。



最後の曲、ふるさとは、出演者全員がステージに立って、会場の皆さんと一緒に大きな声で大合唱となりました。

聴くのも良いけど、やっぱり一緒に歌うのが最高ですよね。(^_^)v

もう一つ、忘れてはならないのが本日のパンフレット
GAPメンバーのグラフィックデザイナー、新田依子さんがデザインしてくれました。
このデザイン素材は、数日前に似顔絵で活躍してくれた「工房まる」の太田宏介さんの作品です。

 

新田さん、素敵なデザインをありがとうございました。

今日もGAPのメンバーは私以外で7人が参加して、1時から会場準備、会場のコーヒーサービスなど、一生懸命働き、みんなに元気を与え、そして私たちも元気になりました。

原土井病院の関係者の皆さま、ありがとうございました~~!!
最後まで楽しんでいただいた観客のみなさま、ありがとうございました~~!!
呼んでいただいたら、来年も楽しい企画をもってきます。

GAPのメンバーもお疲れさまでした~~!!
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Posted by つぶやきホルン at 14:19Comments(0)元気アート2009

2009年06月26日

「工房まる」in原土井デイケア

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループ。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

一昨日、6月24日(水)は、原土井病院のデイケアで、
「似顔絵」書きを行いました。

今回、GAPの活動に協力していただいたのは、
「工房まる」のアーティストのみなさんです。

「工房まる」は、福岡市南区野間にある心身に障害のあるメンバーが通う「障害福祉サービス事業所」です。メンバー全員が安定した生活を送ることができるように。『まる』ではかれらの個性とふれあい、日常的な生活をケアすると同時に、社会の中でそのチカラを活かせる仕事や役割を見出すことを目標にし、「障害のある人の生活や仕事など自分らしい場づくり」「コミュニケーションの創造とコンテンツづくりや社会への発信」「地域や多分野の人々との情報交換・交流促進」の3つの活動を展開しています。(ホームページより抜粋・編集)

この、絵画や陶芸といったメンバーの創作活動を知った私たちGAPでは、是非とも彼らに私たちのボランティア活動に参加・協力していただきたいとお願いし実現したものです。

今回は、原土井病院のデイケアのお年寄り達の似顔絵を描いて、元気になっていただきました。

「工房まる」の参加アーティストは5人
それぞれが、独特な感性を発揮するアーティスト達です。
不自由なからだをものともせずに
何枚もの似顔絵を描いてくれました。


 

そのひたむきな様子と、作品の素晴らしさに、
お年寄り達も大喜びです。
中には、涙を流される方もおられました。
それもそのはず、
どの絵も、不思議な力・魅力を蓄えています。


 

「工房まる」のみなさん、ありがとうございました。
私たちもとっても大きな元気をいただきました。
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「工房まる」ホームページはこちら

  


Posted by つぶやきホルン at 23:04Comments(0)元気アート2009

2009年06月23日

九大病院がんばるーむ:音楽授業

「九大病院小児医療センター:がんばるーむ」音楽授業

今日、元気アートプロジェクトでは、九大病院小児医療センター「がんばるーむ」で音楽授業を行いました。ゲストティーチャーとして呼んでいただいたのです。

本日の講師は、福岡市民オーケストラの、オーボエ:末宗さんと、クラリネット:横山くん。
それに、全体の説明を私と妻が担当しました。

授業を受けてくれた生徒は、中学生4人、小学生8人。
年齢に幅があるので、けっこう難しいんですよ。

本日の授業プログラムと授業の模様です。

①オーケストラと木管楽器
オーケストラを知ってるかな?
弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器に分かれていて、100人近い演奏者が一緒に演奏することなどを、写真を使ってお勉強しました。

②クラリネット
オーケストラでよく使うクラリネットには、長さが少し違う2種類があるんだよ。
ちょっと長い方を使って、モーツァルトのクラリネット協奏曲の冒頭のメロディー。
少しくらい感じの音かな?
次は短い方を使って、ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルーの明るくおどけたメロディー。
みんな、目を丸くして聴いてくれましたよ。

③オーボエとイングリッシュホルン
オーボエとイングリッシュホルンはかなり長さが違います。
みんなが聴いてことのあるメロディーを演奏しますよ・・・
チャラリ~~~ララ・チャラリラララ~~
「あ!!チャルメラ」そう夜泣きそばのチャルメラもオーボエの仲間です。
チャイコフスキーのバレエ組曲「白鳥の湖」の情景のモチーフもみんな聴いたことがあったようです。

④すてきな曲を聴いてみよう
ドボルザーク「新世界より」から「家路」のメロディー(イングリッシュホルン)
クラリネットがこわれちゃった(クラリネット)
バッハ:アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア小曲集より「メヌエット・ト長調」(オーボエソロ)
どれも、有名なメロディーだったので、「あ!!知ってる・・」など
2人のすばらしい演奏にたくさんの拍手をいただきました。

⑤音の出るしくみ
リードだけで音を出してみると、ビ~~ ギ~~っときつい音がするのに、本体の管をはめるととってもきれいな音がします。不思議だな~。
みんなでストローリードを吹いて、音が出るしくみを勉強しました。

⑥ちょっとだけさわらせて
楽器を持って「吹きまね?」です。
このプログラムがみんな最高に嬉しかったようですね。
オーボエのお姉さんと、クラリネットのお兄さんが丁寧にひとり一人に楽器をさわらせてくれました。思ったよりも重たいのにびっくり、子ども達も一生懸命質問しています。
この時のひとり一人の活き活きとした表情を紹介できないのがすごく残念です。

⑦2本で演奏すると
今度は、オーボエと、クラリネットによる2重奏です。
サウンド・オブ・ミュージックより「エーデルワイス」と、モーツァルト:12の二重奏曲より「第1番アレグロ」を演奏しました。

⑧みんなで歌おう
最後は、オーボエと、クラリネットとみんなで歌おう。
となりのトトロより「さんぽ」をみんなで元気良く歌って、本日の授業は終了です。

これで、お終いと思ったら、最後に子ども達から素敵なプレゼントをいただきました。
「あじさいの花にカエル」をあしらった大きなメダルです。
きっとみんなで一生懸命作ってくれたのでしょうね。
心のこもったプレゼントをありがとうございました。

ちょっと元気になってくれたかな。face01
私たちも、みんなからとっても元気をいただきました。face02

 二人でエーデルワイスほかをデュエット

 クラリネットの楽器紹介 

 オーボエの楽器紹介

 音の出るしくみを説明しています

 楽器をさわってみよう・・・これが一番の人気でした。

 一生懸命質問して説明を聞いています

 最後にとっても素敵なプレゼントをいただきました。

 アジサイとカエルです

 裏にはお礼の言葉が書かれていました


 テキスト表紙

 テキスト内容

 テキスト内容


  


Posted by つぶやきホルン at 23:11Comments(0)元気アート2009

2009年06月10日

元気アートプロジェクトミーティング

昨日は、元気アートプロジェクトの定例ミーティングでした。

いつものように「九州大学USI大橋サテライト ルネット1階」に19時集合。
20名ほどの参加です。忙しいのによく来ます。
きっと美味しい料理目当てに違いない・・・・・失礼m(_ _)m
本日の料理~いなり寿司(松隈さん)、赤貝の煮付け(岸本さん)、オレンジゼリー(城戸さん)




 

さっといただいてから、ミーティングの開始です。

【活動報告】

1.5月20日(水)に実施した、九大病院がんばるーむ「春の遠足」の模様を担当の甲原さんから報告。
  GAPで準備した「しゃぼん玉・パラシュート」に子ども達は大喜び、またお母さん達にも楽しんでもらえました。

2.6月1日(月) 原土井病院緩和ケアでは、結婚記念日のご夫婦のためのコンサートを実施。
  担当の川崎さん、浦本さんからの報告です。
  ピアニストの吉富淳子さんの協力を得て、松隈さんが用意したケーキやお茶などの演出もあり「生きてきた中でこんなに素晴らしい思い出が出来、今日の日を忘れられません、ありがとうございました」という患者の奥様の声をいただきました。

【議 題】

1.今月の活動予定
 ①6月23日(火) 11:00~11:40
  九大病院がんばるーむ音楽授業
 担当:真隅
  オーボエ:末宗ゆり子さん、クラリネット:横山慶久さん、司会進行:真隅で実施します。

 ②6月24日(水) 14:00
  原土井病院デイケア 似顔絵 
担当:松隈さん・築地原さん
  工房まるアーティスト5名程度の協力で実施します。
  
 ③6月27日(土) 14:30~15:45
  原土井病院「健康祭」コンサート
  担当:真隅・上杉さん、プログラム担当:新田さん
  ・福岡フルート・レ・フルール
  ・福岡市民オーケストラ:木管5重奏
  ・ラ・メール~クラリネット、声楽、ピアノトリオ
  以上3グループが出演します。
 
 ③の原土井病院「健康祭」コンサートは、どなたでも聴いていただけます。
  是非、お出かけ下さい。(無料です)


2.今後の活動の企画やアイデアについて

  今後の活動のアイデアについて話し合いました。
  手作り楽器、水墨画、押し花、オリジナル切手づくり、マイTシャツ、点滴デザイン、オリジナル食器づくりなどのアイデアが出され、その中から「手作り楽器」「点滴デザイン」についてPT(プロジェクトチーム)を編成して具体的作業を進めることになりました。

 「手作り楽器PT」真隅、小南、甲原、岸本、城戸、今宮、佐藤、浦本、新田、松隈
 「点滴デザインPT」松隈、古賀、張、江崎、今宮、鄭、川崎、築地原

その他、いくつかの議題の後にいつものように「お誕生日合唱団」の練習です。
6月の誕生日該当者は、張さんと新田さん。
みんなでお祝いの歌をプレゼントしました。face05





いつも、暖かくて楽しい「GAP」の仲間達ですface02

次回のミーティングは7月14日(火) 19:00
場所:九州大学USI大橋サテライト ルネット1階


  


Posted by つぶやきホルン at 23:25Comments(0)元気アート2009

2009年06月01日

結婚40周年のお祝い

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループです。
優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

今日、6月1日の活動は、これまでとは少し趣が違っていました。

原土井病院の緩和ケア病棟の患者さんが結婚40周年の記念日に、大好きなピアノの演奏を聴けないかという依頼があったのです。

GAPはみごとにその「夢」を叶えてさし上げました

本日の担当は、浦本さん
協力していただいたピアニストは浦本さんの友人の、吉富淳子さん
私の友人でもありますがとても素晴らしい方です。

コンサートは、ピアノを聴いていただくだけでなく、
お祝いのケーキを用意し、
テーブルやコーヒーのセットまですべてこちらで用意するという念の入れようです。

吉富さんの演奏は
バッハの「主よ人の望と喜びを」
シューマンの「トロイメライ」
ドビュッシーの「月の光」
映画音楽やベートーヴェンのソナタ
など
40分に及びました。



 



ご夫妻は、本当に心から喜ばれたようです
おめでとうございましたface05

ご協力いただいた吉富さん、本当にありがとうございましたface01

初めての試みで、病院との打合せや連携など
課題も残したようですが、
ご本人方に喜んでいただけたのは何よりでした。  


Posted by つぶやきホルン at 23:06Comments(0)元気アート2009

2009年05月23日

うれしいメッセージ

うれしいメッセージface05

九大病院小児医療センター「がんばルーム」の遠足のブログを書きましたが、
昨日、とっても嬉しいメッセージをいただきました。

メッセージを送っていただいたのは、2007年4月~2008年2月まで小児医療センターに入院していた子どものお母さんです。

私たちの活動が始まって間もない頃のことで、ミニミニ運動会や年賀状をつくろう、うちわをつくろうなどの活動を「楽しい思い出」として覚えていてくれました。

私たちは、私たちの活動が、病院、そして何より子ども達やお母さん方にどれくらい受け入れられているのか、喜んでもらっているのか、私たちの独りよがりになっていないかなど、いつも真剣に考え、反省しながら活動を続けています。

そんな私たちにとって、

「九大病院小児病棟で子どもがお世話になりました。」
「楽しい思い出が次から次からでてきます。」
「今回の運動会は子どもたちの笑顔があふれて本当によかったです。」
「皆さんの活動が子どもたちの笑顔を導き私たち母の笑顔へつながります。」
「どうか続いていきます事を祈っています。」


というお母さんからのメッセージは何よりの励ましです。

仲間達にこのメッセージを転送したところ早くも数人から
涙が出るほど嬉しい。という返信がありました。

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動をこれからも一生懸命続けていきます。

写真は、この子どもさんが参加した2007年10月の運動会です。
 

 
  


Posted by つぶやきホルン at 11:11Comments(0)元気アート2009