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2010年05月23日

ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅

福岡市民オーケストラの旧友が本を出しました。

幻冬舎ルネッサンス新書「ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅」という本です。

ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅

著者は、児井正臣(こいまさおみ)氏

彼は、福岡市民オーケストラの記録を確認すると、
1981年6月7日の「ラブリーコンサート」から、
1981年11月15日の第10回定期演奏会を経て、
1984年11月3日の第16回定期演奏会まで、
約4年間在籍して、オーボエを吹いていました

30年近く前のことなんです。
驚きますね~~・・・いやいや単に私が年取っただけ?

2004年に日本アイ・ビー・エムを退職されて、
趣味をベースのとても豊かな人生を送られているようです。

「ヨーロッパ各停列車で行くハイドンの旅」とうい本は、
鉄道ファン・・・おそらく乗り鉄??・・・である豊富な知識と、
オーケストラを体験していたハイドンファンとしての好奇心が融合した、
興味深い紀行本だと思います。


本人も書いておられるように、
鉄道のうんちくは素人向けにごく控えめに書かれており、
とっても読みやすい旅の本という感じにまとめられています。

この本は2005年から2008年まで、
4回にわたってそれぞれ2~3週間ずつ渡欧し、
ウィーンからイギリスまでハイドンが辿ったであろう土地を、
列車で、それも主に各停列車に乗車しながら旅して書かれたものです。


ハイドンは晩年、1791年から1792年と1794年から1795年の2度イギリスを訪問しています。
ロンドン交響曲と呼ばれる12曲の交響曲を発表していますが、交響曲第100番「軍隊」101番「時計」104番「ロンドン」など編成が大きく、現代最も頻繁に演奏されるハイドンの交響曲はこの時に作曲されたものです。

第一章は「ウィーンとその周辺」
第二章は「オーストリア国内を西へ」
第三章は「ドイツ横断」
第四章は「ルクセンブルク、ベルギーからフランス北部へ」
第五章は「イギリス上陸からロンドンへ」
第六章は「その後のハイドン」


表題を見ただけでも「行ってみたいな~~~!!」face05
という気分になります。

本は、ハイドンの生家や、成人するまでに活動した場所、ハイドンが30年間仕事をしたエステルハージー侯爵家の城、モーツァルトやベートーベンが活躍したウィーンのザルツブルグやドイツのボンなど音楽ゆかりの土地などを案内しながら、イギリスのロンドンやオクスフォードなど、ハイドンが活躍したイギリスの都市を巡ります。

本を読むと、よくもまあこれだけ行き当たりばったり??色々な各駅停車の列車やバスを乗りまくったなと本当に感心してしまいます。face08

日本でも鉄道を乗りまくっておられる著者の鉄道に対する「嗅覚」というようなものが、こっちの方が面白いよ~~~!!と誘うのでしょうか。

それと、彼のお嬢さんは今、スイスのルツェルン交響楽団とルツェルン・フェスティバル・ストリングという室内アンサンブルで第2ヴァイオリンを弾いておられるそうです。

これもまたこの壮大な旅の支えと動機になったようです。

ハイドンの時代、クラシック音楽の中心地だったヨーロッパの車窓の風景と、
日本の鉄道と比較しながらちょっぴり鉄道のうんちくがでてきて、
ついつい「へ~~!!」と言って旅の気分を味わわせてくれる、
クラシックファンならずとも、また鉄道ファンならずとも
とても楽しい本ですよ。

児井さ~~ん。
すてきな旅をありがとうございました。
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