2008年08月12日
チェンバロ
チェンバロ
チェンバロ、英語でハープシコード、フランス語でクラヴサンは、ピアノやオルガンと同様に鍵盤を弾いて音を出す楽器です。
ピアノと大きく違うのは、ピアノが張られた弦をハンマーでたたいて音を出す、いわゆる打楽器的な楽器であるのに対して、弦をプレクトラムと呼ばれる小さな爪ではじいて音を出す、いわゆるギターやマンドリンなどの弦楽器的な楽器なのです。
チェンバロは17、18世紀頃、いわゆるバッハ 、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ハイドンの時代には独奏、合奏ともに重用されたが、18世紀後半には、よりダイナミックな音色の出せるピアノに徐々に人気を奪われました。その後、独特の音色から人気を回復する歴史もあります。
チェンバロ奏者というと、私はトレヴァー・ピノックさんを思い出します。オリジナル楽器の楽団イングリッシュ・コンサートを設立、指揮、独奏の双方で活発な演奏活動で一世を風靡しました。
また、曲目では何と言ってもバッハ作曲のブランデンブルク協奏曲第5番でしょう。6曲あるブランデンブルク協奏曲のなかで、通常は通奏低音楽器のチェンバロを唯一、独奏楽器として活躍させた曲です。実質的に音楽史上初のチェンバロ協奏曲と言えそうです。


ご紹介している写真は、佐賀キリスト教会のもの。
今年の初めに、持ち主が亡くなられて、この教会に寄贈されたものです。
新たな安住の地を得たチェンバロは今、多くの人々に音楽を通じた神の祝福を与えています。
チェンバロ、英語でハープシコード、フランス語でクラヴサンは、ピアノやオルガンと同様に鍵盤を弾いて音を出す楽器です。
ピアノと大きく違うのは、ピアノが張られた弦をハンマーでたたいて音を出す、いわゆる打楽器的な楽器であるのに対して、弦をプレクトラムと呼ばれる小さな爪ではじいて音を出す、いわゆるギターやマンドリンなどの弦楽器的な楽器なのです。
チェンバロは17、18世紀頃、いわゆるバッハ 、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ハイドンの時代には独奏、合奏ともに重用されたが、18世紀後半には、よりダイナミックな音色の出せるピアノに徐々に人気を奪われました。その後、独特の音色から人気を回復する歴史もあります。
チェンバロ奏者というと、私はトレヴァー・ピノックさんを思い出します。オリジナル楽器の楽団イングリッシュ・コンサートを設立、指揮、独奏の双方で活発な演奏活動で一世を風靡しました。
また、曲目では何と言ってもバッハ作曲のブランデンブルク協奏曲第5番でしょう。6曲あるブランデンブルク協奏曲のなかで、通常は通奏低音楽器のチェンバロを唯一、独奏楽器として活躍させた曲です。実質的に音楽史上初のチェンバロ協奏曲と言えそうです。



ご紹介している写真は、佐賀キリスト教会のもの。
今年の初めに、持ち主が亡くなられて、この教会に寄贈されたものです。
新たな安住の地を得たチェンバロは今、多くの人々に音楽を通じた神の祝福を与えています。
Posted by つぶやきホルン at 22:18│Comments(0)
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