フルート
本日の「オーケストラ雑記帳」では、フルートを解説します。
フルートですが、簡単に言えば、西洋の横笛ですね。
この楽器ほど、
セレブのお嬢様ってイメージにフィットする楽器はありません。
とりあえずオーケストラの楽器で何か曲目を演奏したかったら、フルートが一番取っつきやすいかも知れませんよ。とにかく音だけはすぐ出るし、楽器の値段も安いものは数万円くらいからあります。
音の出し方は、ジュースの瓶に口をつけてボーッと鳴らす要領です。
でも、本気で上手になろうとしたら、どの楽器でも同じですが見た目ほど楽ではありませんぞ。
お値段も、うん十万円どころか、
金のフルートなんぞは300万円以上します。
でも、やはり目立つのを好む方にはうってつけの楽器でしょう。とにかくオーケストラでもソロがやたらに多い楽器です。
仲間の楽器は、一番小さくて高い音がでるのが
ピッコロ、次が
フルート、少し低い音の
アルトフルートは甘い音がします。そしてフルートよりも1オクターブ低い
バスフルート。長さが130cmもあるので、先の方がU字形に折り返されています。
フルートは、演奏者人口が多くて、なかなかオーケストラやブラスバンドだけでは吸収できません。そこで、フルートだけのオーケストラなんかもあるくらいですよ。
ビゼー作曲の「アルルの女」組曲の「メヌエット」のフルートソロなんか、まさにお嬢様を思い浮かべますね。まあ、我が福岡市民オーケストラでは、おじさんが吹くこともありますが、その時は目をつぶって聞いてください。
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