フルート

つぶやきホルン

2008年06月23日 22:49

 本日の「オーケストラ雑記帳」では、フルートを解説します。

 フルートですが、簡単に言えば、西洋の横笛ですね。
 この楽器ほど、セレブのお嬢様ってイメージにフィットする楽器はありません。

 とりあえずオーケストラの楽器で何か曲目を演奏したかったら、フルートが一番取っつきやすいかも知れませんよ。とにかく音だけはすぐ出るし、楽器の値段も安いものは数万円くらいからあります。

 音の出し方は、ジュースの瓶に口をつけてボーッと鳴らす要領です。

 でも、本気で上手になろうとしたら、どの楽器でも同じですが見た目ほど楽ではありませんぞ。
 お値段も、うん十万円どころか、金のフルートなんぞは300万円以上します。

 でも、やはり目立つのを好む方にはうってつけの楽器でしょう。とにかくオーケストラでもソロがやたらに多い楽器です。

 仲間の楽器は、一番小さくて高い音がでるのがピッコロ、次がフルート、少し低い音のアルトフルートは甘い音がします。そしてフルートよりも1オクターブ低いバスフルート。長さが130cmもあるので、先の方がU字形に折り返されています。
 
 フルートは、演奏者人口が多くて、なかなかオーケストラやブラスバンドだけでは吸収できません。そこで、フルートだけのオーケストラなんかもあるくらいですよ。

 ビゼー作曲の「アルルの女」組曲の「メヌエット」のフルートソロなんか、まさにお嬢様を思い浮かべますね。まあ、我が福岡市民オーケストラでは、おじさんが吹くこともありますが、その時は目をつぶって聞いてください。

 

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