レンタル楽器

つぶやきホルン

2009年08月14日 11:56



つぶやきホルンで「カリヨン」を紹介していましたが、
ベルリオーズの「幻想交響曲」を演奏したいけどどこから借りたら?
というコメントをいただきました。

カリヨン、それからこの間ブルックナーで使ったワーグナーチューバなど
めったにお目にかかることのない楽器は、ほとんどのオーケストラは所有していません。
プロのオーケストラでも持っているところは少ない楽器です。

でもこの世の中は本当に便利です。
このような楽器を貸してくれる商売があるのです。
裏を返せば・・・オーケストラがたくさん増えたから、
この様な商売が成り立つくらい需要があると言うことですね。

私たちが「幻想交響曲」の演奏会で借りたカリヨンは、
プロフェッショナル・パーカッションという会社から
借りたものでした。

連絡先は、
プロフェッショナル・パーカッション
レンタル打楽器のページで、値段も含めて検索できます。
このお店はパーカッション専門ですが、
見たことも聞いたこともないような楽器もあって面白いですよ。

ただし、幻想用のカリヨンは2個で1日4万円ほどかかりますから、
数日借りると結構な金額になります。それに送料も別です。

20~30年前は、こんな便利なお店はあまりなくて、
特殊な楽器を使った曲はそれだけで演奏をあきらめていましたが、

私が京大オケに入った昭和47年の数年前でしたか、
京大オケが「幻想交響曲」をやったときは、
鉄パイプを使って「カリヨンもどき」を作りました。
直径20cm、長さ40~60cmくらいの鉄パイプを輪切りにしたものの片方に、鉄板を貼り付けた「くず入れ」が部室においてあるのを見て、いつも不思議に思っていたのですが、その2本の「くず入れ」がなんと「カリヨンもどき」だったのです。
当時のメンバーの方が、計算して音程を合わせて作ったそうです。


どんな音がしたのか聞いてみたいですね。
パイプだけに「管~~~~!」だったりしてm(_ _)m

関連記事