武雄温泉に旅行しました

つぶやきホルン

2019年03月25日 22:43

3月22日、23日と、久しぶりに観光旅行しました。
行き先は佐賀県武雄温泉
福岡市からとても近い温泉なのですが訪問は初めてです。

と言っても最初から武雄温泉に行くつもりだったのではなく、
「竹林亭」というとても素敵な旅館があると言うことを友人から聞いて、
是非泊まってみたいと思い、昨年10月に予約を入れていました。

この武雄温泉では近年、「御船山楽園」が脚光を浴びています。
数年前からプロジェクションマッピングなどで一世風靡している、
チームラボが、毎年光の一大イベントを行うようになったからです。
でも、私は「竹林亭」がこの「御船山楽園」の中にあることすら、
知らないで予約しました。あくまで、「竹林亭」に泊まるのが目的だったのです。

泊まった感想は、雰囲気も、料理も、サービスも最高級の旅館でした。
つかの間ではありますが、静けさの中で部屋付と大浴場の2つの露天風呂にもつかり、
心も体もリフレッシュしました。

あんまりのんびりと癒されていたので気が付いたら写真は1枚も撮っていません。
ただ、「御船山楽園」にまだ花はなく、見渡すと園内至る所にもみじの木が新芽を吹いていました。
この庭園の見どころは、ソメイヨシノ、つつじ、光のイベント、紅葉なのですが、
紅葉のすばらしさは想像に難くない、その見事さが目に浮かびます。
そこで、11月25日に再度訪問することにして予約を入れました。

という訳で、「竹林亭」と「御船山楽園」の紹介は秋までお待ちください。
今回は、初日に寄った陽光美術館・日本庭園「慧州園」と武雄温泉楼門、翌日に訪れた川古の大楠と東馬窯、馬渡酒店を少しだけ紹介します。

陽光美術館・日本庭園「慧州園」
陽光美術館では、横山大観展があっていたので覗いてみました。小さな美術館で大作はありませんでしたがこじんまりと富士山の絵を中心に展示されていました。この美術館から見える、というか美術館が庭園の中にあると言った方が良いでしょう。「慧州園」は見事な庭園で、池の他、お茶の木とツツジがメインのようです。新芽とツツジの季節には素晴らしい眺めになると思います。


武雄温泉楼門
武雄温泉楼門は新館と併せて、東京駅を設計した辰野金吾さんの作品として、また楼門の上部にある干支の方位絵が東京駅のそれとの関連でとても有名です。この方位絵を一度見てみたいと思っていたのですが、見学時間が限られていて見ることができませんでした。残念!


川古の大楠
武雄神社の大楠が全国的にも有名ですが、こちらの大楠の方が活き活きとして、田んぼのなかにぽつんと立っているということで、今回はこちらを拝見しました。写真の通りのど迫力です。パワースポットとして一見の価値はありますよ。ついでに、水車小屋があってゴトンゴトンとお米を精米しているところを地元のおじさんが見せてくれました。売店では野菜や水車で精米したお米が売っており、買って帰りました。



東馬窯
今回、武雄市には90以上の窯元があることを初めて知りました。
有田とは十数キロしか離れていないのでうなずけるのですが、こちらは陶器。
どちらかというと唐津焼との関係が深いようです。
情報が少なかったのですが、温泉街の案内書で販売されていた中から、とても気になったのが「東馬窯」でしたのでピンポイントに訪問しました。
まだ40代の若い作家さんの窯元でしたが、快く迎え入れていただき色々と説明してもらいました。
レモングラスを釉薬にしたとても品の良い作品もあったのですが、私は気になっていた白いぶつぶつ模様の作品を数点購入しました。焼酎のお湯割り用とロック用、日本酒のぐい飲み以上3点、全部お酒用です。


嫁も、食器棚が一杯で入れるところがないと言いながら数点購入していました。きっとまた美味しい料理を盛りつけてくれると思います。


馬渡酒店
武雄・北方インターに近い普通の街の酒屋さんです。
購入したのは「魔界への誘い」(芋焼酎)、「菱娘」(菱の実の焼酎)、「鍋島」(当然、日本酒)
2本の焼酎は、「竹林亭」で味わったものです。佐賀に芋焼酎があることを私は知りませんでしたが、
芋焼酎らしい深みのある焼酎でした。菱の実の焼酎というのも初めて味わいました。日本では黒糖焼酎が甘みが強く、テキーラに近いのですが、それ以上にとろりと甘みが強くとても気に入りました。
そして、鍋島の大吟醸、最近知名度が高くなってなかなか手に入らないレアものです。

以上、行き当たりばったりの旅だったのですが、天気にも恵まれ、とっても充実し2日間でした。


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