OnPal 九大病院音楽授業 笛遊び

つぶやきホルン

2016年06月26日 13:21

九大病院で音楽授業を行いました。
今回の授業は「笛あそび」と題して、音の正体はなんなのか、笛の音はなぜ出るのか、色々な笛の仲間などについて教えました。

2016年6月22日(水)11:00~12:00
テーマ:笛あそび
講 師:フルート&オカリナ/高木華子
     ピアノ/冨崎由紀
     説明&手作り笛指導/真隅 潔

「フルートの名曲を聴いてみよう」では
ビゼーの「アルルの女第2組曲」より「メヌエット」を聴いてもらました。

「色々な笛の仲間たち」では
みんなに知っている笛の名前を言ってもらいました。
ホイッスルを二つポケットから取り出して、これも笛の仲間です。
と、説明した後、
フルートと横笛、尺八とケーナ、リコーダーやオカリナと鳩笛、パンフルートと土笛などそれぞれ似ている色々な笛の仲間たちの映像を見せながら、尺八、パンフルートやオカリナは実物を見せて音を聴かせました。

「笛の音はどうして出るのか勉強しよう」では
音ってなんだろう~音を見たことある人~音は聞こえるけど目には見えない
「大きい音 小さい音」 「高い音 低い音」 「きれいな音 汚い音」
音は空気の振動が耳の中の鼓膜に伝わって音が聞こえること
打楽器、弦楽器、管楽器の音を出す仕組みなどを説明し、
笛だけが、空気そのものを振動させて音を出していることをわかってもらいました。
ちょっと難しいけどみんな真剣に耳を傾けてくれました。

「オカリナの名曲を聴いてみよう」では
オカリナで「コンドルは飛んでゆく」 を演奏してもらいました。

「みんなで一緒に演奏しよう」では
フルートとピアノに加え、
みんなにリコーダーなどを使ってもらい「オーラリー」をとっても上手に演奏することができました。

「みんなで笛をつくってみよう」では
残念ながら時間が足りなかったのでみんなで作ることはできませんでしたが、
私が作ってきた紙コップの笛を使ってみんなでチューリップを演奏しました。
ド・レ・ミ・ソ・ラのグループに分かれて1回でとてもうまくいったのでみんなとても嬉しそうにしていました。

最後にフルートの演奏で「365日の紙飛行機」を聴いてもらって授業を終わりました。

紙コップの笛はとっても気に入ってくれたようで、
終わった後に数人の子供が違う音の紙コップの笛をもらいに来てくれました。

このプログラムは、今後ブラッシュアップして、OnPalの定番メニューにできそうです。













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