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2013年01月07日

レ・ミゼラブル

話題の映画「レ・ミゼラブル」を年末に観に行きました。
久っさしぶりの映画観賞でした。

ヴィクトル・ユゴーの小説のミュージカルの映画化で、監督は「英国王のスピーチ」のトム・フーパーです。

ストーリーはご存知のとおりですが簡単に紹介すると

ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パン一切れを盗んだ罪で投獄され、19年の苦役の末に1815年に仮釈放されます。しかし、仮釈放中という身分証のため職につけず泊るところもありません。虐げられる中、年老いた司祭に助けられますが、バルジャンはその善意を裏切り銀の食器を盗んでしまいます。警官につかまったバルジャンを前に、司祭は、盗んだのではなくあげたのだと言い、さらに銀の蜀台までを差し出すのです。この善意に自分を恥じたジャン・バルジャンは生まれ変わることを決心します。

4年後、真人間として生まれ変わったバルジャンは、モンフェルメールで、工場を起こして成功し、市長にまでなっています。ある日、バルジャンは、工場で騒ぎが起こっているのを見て工場長に騒ぎを沈めるように命じます。ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)は、幼い娘コゼットを人に預けて工場で働いていたが、この騒ぎで解雇され、養育費を稼ぐために娼婦に身を落としてしまします。

バルジャンは、娼婦街での騒動の中で、体を壊してしまったファンテーヌと出会い、工場を解雇したことが原因で娼婦となったことを知り、彼女の幼い娘コゼットの未来を託されます。

しかし、バルジャンは他人が自分と間違われて裁判にかけられることを知り、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになりますが、ファンテーヌが娘を預けたテナルディエ夫妻からコゼットを引き取り、執拗にジャン・バルジャンを追いかける警官ジャベール(ラッセル・クロウ)の追及をかわしパリへ逃亡します。

バルジャンはコゼット(アマンダ・セイフライド)に限りない愛を注ぎ美しい娘に育て上げます。
そのころのパリはフランス革命後も経済は立ち直らず庶民は困窮を極めており、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発します。

この学生の中にブルジョア出身でありながら革命を目指すマリウス(エディ・レッドメイン)という青年がいます。また、テナルディエ夫妻の娘エポニーヌ(サマンサ・バークス)もいてマリウスに心を寄せています。しかし、マリウスは公園で見かけるコゼットに恋い焦がれ、二人は恋人となります。

いよいよ革命の日が近づき、マリウスは学生の仲間とパリにバリケードを築きます。バルジャンは、コゼットに届いた手紙で恋人マリウスの存在を知りバリケードに向かいました。バリケードには、警官ジャベールが捕われ処刑されようとしていましたがバルジャンは彼を助け逃がします。

やがて戦闘が始まり、市民の応援もなくバリケードは政府軍の手に落ちて、蜂起した青年たちは皆殺されてしまいます。バルジャンは、重症を追ったマリウスを背負いバリケードから逃げ出しますが、その目前に警官ジャベールが立ちはだかります。

しかし、バリケードでバルジャンから命を救われていたジャベールは、バルジャンを捕えることができずに見逃してしまいます。法と正義の狭間で悩み苦しむジャベールは自らの命を絶ちます。

マリウスとコゼットの結婚式。テナルディエ夫妻が結婚式に現れ「コゼットの父親が暴動のあった日に、殺害した人間を背負っていたのを見た」とマリウスに金をせがみ、マリウスは初めて自分を救ったのがバルジャンだったと知ります。

マリウスはコゼットを伴ってバルジャンのいる修道院を訪れますが、彼らが見守る中、バルジャンは永遠の眠りにつくのです。

簡単にと言ったのですが、ストーリーが結構重たく、あまり簡単にすると何のことやらわかりませんので長くなりました。

1985年にロンドンでミュージカル化されて以来、世界中で上演されてきた名作の映画化です。
ミュージカル映画としては、やや俳優の歌唱力にムラがあるというか、エポニーヌのサマンサ・バンクス以外は少し不満が残りました。しかし、映像に関しては、ミュージカルの舞台では望めない大変な迫力で、3時間近い大作でしたがあっという間に終わってしまったという感じで、大変感動しました。やはり見て損はない映画ですね。

実は、この映画を見た数日後、2010年に世界最大のドーム「The O2」で行われた『レ・ミゼラブル』の25周年記念コンサートのブルーレイディスクを購入しました。

このミュージカルは歌と照明効果で舞台演出がなされており、映画のような迫力あるシーンはないのですが、イギリスで過去最高の動員を記録したライブシネマイベントと言われるだけあって、いずれ劣らぬミュージカルスターたちが素晴らしい歌声を聴かせてくれる最高のステージでした。

特に、ジャン・バルジャン役のアルフィー・ボーは、英国のテノール歌手だそうですが本当に素晴らしい歌声です。もう桁が違いすぎます。もう一人、革命を先導するアンジョルラスのラミーン・カリムルーは、2012年に行われたオペラ座の怪人の25周年記念コンサートでファントム役を演じ、圧倒的な歌唱力で話題となった人です。それに映画で私がただ一人満足したエポニーヌのサマンサ・バンクスが出演していました。やはり上手なはずですね。

面白かったのは、映画を観ていたおかげで、ミュージカルの上手な歌を聴きながら、頭の中には映画の迫力あるシーンがよみがえることです。私のような素人にとってこの楽しみ方は絶対にお勧めですよ。

「レ・ミゼラブル」に感動しながら2012年は2013年へと過ぎていきました。

 
  





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