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2012年10月21日

ドイツ旅行(音楽編)その2

音楽編の後半は、2大オーケストラの公演です。

9月20日

ライプツィヒに移動してライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団の演奏を聴きました。

プログラム

ベートーヴェン : ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)~演奏時間約80分間大曲です

指揮 : ヘルベルト・ブロムシュテット

ブロムシュテットさんは、85歳になられたそうで大丈夫かなと思っていましたが、これがとんでもない間違い。
その集中力と言いますか、オーケストラの足並みが乱れそうになったりするとものすごい瞬発力のある棒で「ぐいっと」引っ張っていきます。とにかく恐れ入りました。
この秋にはなんとアクロス福岡にバンベルク交響楽団を率いて来られます。

 
ソプラノ : SIMONE SCHNEIDER
アルト   : GERHILD ROMBERGER
テノール : RICHARD CROET
バス   : JOCHEN KUPFER

合唱 中部ドイツ放送合唱団

まずオーケストラが鳴り始めます。
なんとも柔らかい厚みのある、これぞヨーロッパのオーケストラの響きに、ググッと引き込まれます。
そして合唱、日本では聴くことのできない素晴らしい響きです。
もちろんソリストたちの歌声も聴きごたえがありました。

演奏は、キリエ (Kyrie)、グローリア (Gloria)、クレド (Credo)、サンクトゥス (Sanctus)、アニュス・デイ (Agnus Dei)と進み、感動の内に終了しましたが、演奏の余韻が消えても拍手が鳴りません。
いつ拍手をすればいいのかなと迷っていると、指揮者がちょっと振り返り「どうぞ!」というしぐさをしますと割れんばかりの拍手です。

これだけの演奏ですから当然スタンディングオベーションだと思ったらこちらも、誰一人として立ち上がりません。
どうして~?と思っていると、指揮者がカーテンコールで2度目に登場したときにほとんど全員が一斉に立ち上がりました。
なるほど、これがルールなんですかね。
今日はブロムシュテット教の信者??がたくさん聴きに来てるんだなと思いました。

感激してロビーに出てCDショップでしばらく余韻に浸っていると、ちょっとした行列ができ始めました。
何かなと覗いていると、並んでいるおばさんが「ブロムシュテットがサインしてくれるのよ」と教えてくれます。
こりゃ二度とない機会と思い並ぶこと20分、ホールのショップで買ってきたCDにサインをしてもらいました。
ブロムシュテットさんが書いた「日20月9年2012」という漢字が光るサインです。

ドイツ旅行(音楽編)その2

ドイツ旅行(音楽編)その2

9月21日

音楽三昧最終日。
念願のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会です。

プログラム
ハイドン : 交響曲第95番
イェルク・ウィドマン : フルート組曲(2011年作曲)
ベートーヴェン : 交響曲第7番

指揮 : サイモン・ラトル

フルート : エマニュエル・パユ

いよいよ念願かなって、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地「フィルハーモニー」にやってきました。
「フィルハーモニー」は昨日のゲバントハウスと違って外観はいたって質素な感じで、これっ??と意外な感じがしました。
しかし、中に入ってみるとこれは聞きしに勝るすごさです。
ロビーはとてもゆったりとできていますし、開演前にみんなビールやワインなどを楽しんでいます。

そして、客席ですが、とても複雑な構造になっており、かつ2500席もあるため、慣れないと自分の席を探すだけで疲れてしまいます。
私たちは息子が案内いてくれたので迷わずにすみました。
息子曰く、ホール全体の音響が素晴らしいので、オーケストラの後ろの席でも遜色のない音色で聴けるそうです。
私たちは2カ月ほど前に息子がとても良い席を予約してくれていました。

いよいよ演奏が始まりました。
まずはハイドン。いたってオーソドックスな演奏で、じっくりと落ち着いて素晴らしい音色を楽しむことができました。
チェロのソロも当然ですがめちゃくちゃ上手でしたね。

続いて、おそらくベルリンフィル初演なのでしょう、イェルク・ウィドマンという若い作曲家のフルート組曲です。
現代曲なのですが、とても楽しめる曲でした。
最終曲がバッハの管弦楽組曲第2番の終曲「バディネリ」のパロディー。
「バディネリ」自体もフルートの難曲なのですが、それをパロディーにして、ものすごく難しいパッセージの曲になっています。

ソリストは、現在、世界一と言われるフルート奏者:エマニュエル・パユです。
神業をじっくりと聴かせていただきました。
アクロス福岡の2倍はあると思われるホールの空間をものすごい音量のフルートの音が流れます。
そして終曲では信じられないようなテクニックを披露してくれました。

最後は、ベートーヴェンの交響曲第7番。
サイモンラトルが古典のベトーヴェンをどんな棒を振るのかなと思っていたのですが、私が今まで聴いたベト7でおそらく最も速いテンポだったと思いますし、テンポが揺れる揺れる、これは尋常なベートーヴェンではありません。
終楽章などさしものベルリンフィルも崩壊するのではというスリルを味わうほどの刺激的な演奏でした。
もちろんそこはさすがにベルリンフィルです。
うねるような流れに乗って素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
 
最初の落ち着いたハイドン、パユの名人芸とユーモラスな曲がミックスしたフルート組曲、そして革命的なベト7。
サイモンラトルの世界を十分楽しませていただきました。

ドイツ旅行(音楽編)その2

ドイツ旅行(音楽編)その2

ドイツ旅行(音楽編)その2

これで、今回の音楽三昧のドイツ旅行は終わりです。
数々のすばらしい音楽がたったの2ユーロから50ユーロくらいで楽しめるドイツの人がうらやましい。

何年先になるかわからないけど是非また行ってみたいですね。
息子がこのホールで演奏することがあったらいつ死んでもいいね。
などと、つぶやいてしまいました。



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