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2012年10月19日

ドイツ旅行(音楽編)その1

やっとドイツ旅行の報告の準備が整いました。
しばらくの間、音楽編・観光編・グルメ編・トピックスと順次掲載してまいります。

2012年9月14日から24日にかけてドイツに行ってきました。

一番の目的は、息子が通うハノーファー音楽・演劇大学(Hochschule für Musik, Theater und Medien Hannover)とその街の様子を垣間見ることでしたが、クラシック音楽ファンである私たち夫婦にとっての最大の楽しみは、教会音楽やオペラ、オーケストラ公演でした。

9月14日にフランクフルト国際空港に到着し一夜を過ごした私たちがまず向かったのは、ドレスデンです。

9月15日

17時からDresdener Kreuzchorverper(Kreuz教会の土曜礼拝)と
20時からSemper Oper(ゼンパー・オーパー:ドレスデン州立歌劇場)の「ラ・ボエーム」といういきなりのぜいたくなダブルヘッダーでした。

ドレスデンKreuz教会の土曜礼拝は、ウィーン少年合唱団とも比較されるDresdener Kreuz Chor(ドレスデン聖十字架教会合唱団)のコーラスを聴くことが目的。

この合唱団ができたのは13世紀。9歳から19歳までの少年たちが寄宿生活を送っており、テーオ・アダム、ペーター・シュライアーなど数多くの著名な音楽家を輩出しています。

この日のプログラムは、ブルックナー、ホーミリウス、マックスレーガー、バッハの合唱曲、続いてバッハのオルガン曲(プレリュード)、最後にミサ曲を参列者が加わって全員合唱しました。楽譜が配られていたので私もいい加減なドイツ語で思いっきり声を出してきました。

120~30人の少年合唱は、教会の天上から降り注ぐような、まさに「天使の歌声」のように素晴らしいものでした。

オルガン演奏は、息子曰く、この教会の専属オルガニストは有名な奏者らしいのですが、この日はその人ではなく、きっとアシスタントなのでしょう。ちょっと怪しげなリズム??、ストップの使い方もいまいちで少し残念でした。

約1時間のミサでしたが、いきなり本物の教会音楽に触れることができて、私たちのテンションは上がりっぱなしです。2ユーロで聴けるんですよ。まあ、ミサですから入場料ではなく寄付なのですが、信じられません。

ドイツ旅行(音楽編)その1

続いて、夜はゼンパー・オーパーの「ラ・ボエーム」へ。

ラ・ボエームはみなさんご存知のとおりプッチーニの有名な歌劇。
あらすじは私のブログで3年ほど前に紹介していますのでご覧ください。
http://horn.yoka-yoka.jp/e221867.html

要するに単純なお涙ちょうだいストーリーですから、良し悪しは歌手やオーケストラの力量と演出が問われます。

この日の公演は、オーケストラも歌手も期待を裏切らない素晴らしいものでした。
特にヨーロッパのオーケストラに共通するまろやかなハーモニーや管楽器の響きは、いきなり「これ!これ!」と私を音楽に引きこんでくれました。

ミミ役のソプラノ歌手の声は特に素晴らしいものでした。
ムゼッタ役がちょっと若すぎたかな??とても素敵なムゼッタらしいいやらしさを出そうとしていたんですがね。

それと、演出。
これが本場イタリアだったらもっともっと「ベタベタ」の終幕だったと思うのですが、ドイツですね。
なんか、さら~っと終わってしまって、「ミミ、もう死んじゃったの?」という感じだったのが少し物足りなさを残しました。

ドイツ旅行(音楽編)その1

ドイツ旅行(音楽編)その1

9月16日

この日は、ドレスデン観光だけの予定だったのですが、昨日、Kreuz教会に行ったときに、息子がフラウエン教会のコンサート案内を見つけてくれて、急遽予定を変更しました。

15時から、フラウエン教会において、こちらもミサではあるのですが、昨日のKreuz教会の礼拝よりは、コンサート的に構成されており、入場料も確か12ユーロほどだったと思います。その証拠に、昨日の演奏は最初から最後まで一切拍手はありません。しかし、この日は、プログラムの最後の演奏が終わったところで大きな拍手に包まれました。

プログラム

 バッハ Overture g-Moll BWV1070(弦楽合奏)
      プレリュードとフーガ e-Moll BWV548(オルガン)
 説教

 メンデルスゾーン 
   Wer nur den lieben Gott läßt walten(ただ愛する神の力に委ねる者は)

 モーツァルト Laudate Dominum(主を褒め称えよ)

オーケストラも合唱もオルガンもすべてこの教会の専属なのですが、やはりとてもレベルが高いですね。
メンデルスゾーンもモーツァルトも最初はどんな曲かなと思っていたのですが、これまでに何度も聞いたことのあるなじみ深い曲でした。

ドイツ旅行(音楽編)その1

息子が、ドイツに来るときは土曜日、日曜日を外してはいけないと言ってくれた理由が良くわかりました。
ドレスデン聖十字架教会合唱団は特別としても、大きな教会はほとんどが専属の合唱団やオルガニスト、場合によってはオーケストラまで抱えているようですし、大きな教会からやや小さめの教会まで、ほんとうにあちらこちらの教会でミサを兼ねたコンサートが開かれています。

ドレスデンKreuz教会のように定期的に毎週やっているものは事前にホームページ等で調べることができますし、分からなくても金曜日に街に入って一番大きな教会を尋ねれば、そこに他の教会の情報なども貼ってある場合があるようで、なんらかの演奏は間違いなく聴けそうです。

これで、前半の音楽の旅は終了です。

旅の中盤は演奏会はありませんでした。
ちょこちょこと音楽に出会うことはありましたが。
だって、あちらこちらの教会でミサをやってましたし、
大道で色々なアンサンブルをやっているのです。
しかも結構うまい。
きっと音大生や楽団員のアルバイトかもしれません。
少なくともそんじょそこらの音大出よりは上手かもしれません。

9月18日

息子が通うハノーファー音楽・演劇大学を少しだけ見学しました。

思った以上にこじんまりした大学ですが、ここに世界中から優秀な先生を訪ねて学生が集まっているのだなと思うと不思議な感じがします。

息子もハノーファー音楽・演劇大学に入学してはや3年半になりますが、これまでアイナーステーン・ネックレベルク教授に師事し、この10月からはマルクス・ベッカー教授のもとで室内楽を中心とした勉強を始めます。
ベッカー教授はまだ40歳台、ベルリンフィルのトップメンバーとCDを何枚も出しています。

なかなか将来の展望は開けませんが、素晴らしい環境で勉強していることだけは確かなようです。

ドイツ旅行(音楽編)その1

9月19日

ハノーファーから1時間半ほどのブレーメンに行きました。

もちろん観光が目的ですが、この街に息子の行きつけの楽譜屋さんがあるというのでちょっと立ち寄ってみました。
確かに膨大な楽譜がそろっています。

日本では、ササヤか神戸楽譜が有名ですが、おそらく比較にならないくらいすごいし、楽譜の値段が半額程度ではないかと思います。

残念ながら探したい曲を考えてこなかったので購入はしませんでしたが、今後は息子に頼めば大概の曲が安く手に入ることが分かりました。
もちろん急ぐ楽譜は日本で購入しますが、1年先でもいいようなものはドイツで購入しましょう。
これは収穫です。

次回は後半の2大オーケストラ公演です。



タグ :ドイツ音楽

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