2010年09月18日
メキシコシティ
メキシコシティ
8月22日の7時10分に福岡空港を出発、関西から来た訪問団一行と合流した私たちは、成田空港を11時30分に出発し、11時間40分後にアメリカのダラス・フォートワース空港に到着。メキシコの首都であるメキシコシティには8月22日の14時30分に到着しました。なんと21時間30分の旅でした。
ダラス・フォートワース空港
その広さに圧倒されます
メキシコシティorグアダラハラの空港
メキシコシティは、アステカ王国時代は「テノチティトラン」と呼ばれ、テスココ湖の湖上に築かれた壮麗な都市だったそうです。
1519年にスペイン人のエルナン・コルテスの征服によってことごとく破壊され、湖は埋め立てられて現在のスペイン風の都市が建設されました。
おかげで、メキシコシティはとても地盤が悪く、建物は毎年数センチづつ沈むそうです。
信じられません。でもこれは本当のことで、確かに街全体が「うねっている」のが良くわかります。数メートル地盤沈下した建物もたくさんあります。
また、スペイン人に財宝を渡してはならないと、アステカ人はすべての財宝を湖に沈めたそうですが、それを知らないスペイン人が湖を埋め立てたために、今でも膨大な財宝が湖底に眠っているそうです。
ヨーロッパからそのまま持ってきたようなメキシコシティの古い建物群はそれだけでもとても魅力的です。それもそのはず、メキシコシティの歴史地区は世界遺産に登録されています。でも、もし現代に「テノチティトラン」が残っていれば・・・これはもう超すごいでしょうね。
街中にヨーロッパ風の古い石造りの建物が見られます。
1968年に開かれたメキシコオリンピックや、1985年に発生したメキシコ大地震を経て、現在は2000~2200万人、世界第2位の人口を持つ中南米を代表する大都市に成長しています。
メキシコに行って来たというと友人から「暑かったでしょう」と言われます。
とんでもない! 標高2240mのメキシコシティは、夏でも最高気温25度程度、夜は15度程度まで下がり、湿度も低くてとても過ごしやすい街でした。
標高が高いため空気が薄いと聞いていましたが、それほど心配するほどではありません。
でも、知らない間に疲れがたまる感じはありましたね。
飛行機から見ると、とにかくどこまでも建物が広がっているのがわかります。
なだらかな丘陵に向かってレンガ造りの住宅地がすごい範囲で広がっています。
日本人の感覚では間違いなく丘陵地に高級住宅地が広がっているように見えます。
ところが実はこれが到着してからの案内ですべて「スラム街」ということがわかったときにはあっと驚きました。なんとこのスラム街は100万人を超えてるそうです。
福岡市の人口と一緒と思うとそのすごさがわかります。
ただ、東南アジア辺りの本当に貧しく不衛生なスラムとやはりちょっと違うような気もします。
日銭を稼いではレンガを買ってきて少しづつ家ができあがっていきます。
また、交通渋滞のすごさは言葉では言い表せません。
道路はとっても広くて少なくとも片側3車線はあるのに、都心部から郊外に向けて延々と渋滞が続いています。都心部に通勤する人は毎日何時間かけて通勤しているのでしょうか。
バスや鉄軌道も整備されているようですが、人口増加に追いつかないのでしょう。
私たちが行ったときはスモッグは聞いていたのとは違って全くありませんでしたが、季節によってはどうなのでしょうか。
本当に想像を絶する渋滞です。
私たちと一緒だった小学6年の女の子が夏休みの宿題の作文でメキシコの印象としてこの大渋滞を取り上げていたそうです。古代遺跡より渋滞ですか??
このバス専用レーンを走っている赤いバスは、日本では基幹バスと呼ばれています。
なんと3両連結バスがありました。
なんと、メキシコでは30分で車の運転免許証がもらえるそうです。
みんな免許証をもらってから、夜などに親や知り合いの車で運転の練習をするそうです。
ですから交通ルールは全く教えられません。「めちゃくちゃ」です。
それにガソリンも50~60円と安いので誰も車を離さない。
それでも何とかなっているのはさすが「中南米」のおおらかさなのでしょう。
日本人は絶対にまねできませんね。
それともう一つ印象的だったのは、人の多さです。
平日の昼というのに、街中どこでも「人・人・人」です。
どの街角でも太ったおじさんが椅子に座って、数人が取り囲んで話し込んでいます。
歩道は、色々なものを売っている人、通行人などであふれています。
若い人が多いのも特徴です。
なんとメキシコは20歳以下の人口が70%だそうです。
少子高齢化が進む日本からみればうらやましい限りです。
日本と比べればまだまだ貧しい国ですが、
「陽が昇る国」という印象を強く持ちました。
陽が沈みつつある日本とは正反対の活気を感じることができました。
2010年9月16日はメキシコ独立200周年だそうです。
ビバ・メヒコ!!
8月22日の7時10分に福岡空港を出発、関西から来た訪問団一行と合流した私たちは、成田空港を11時30分に出発し、11時間40分後にアメリカのダラス・フォートワース空港に到着。メキシコの首都であるメキシコシティには8月22日の14時30分に到着しました。なんと21時間30分の旅でした。
ダラス・フォートワース空港
その広さに圧倒されます
メキシコシティorグアダラハラの空港
メキシコシティは、アステカ王国時代は「テノチティトラン」と呼ばれ、テスココ湖の湖上に築かれた壮麗な都市だったそうです。
1519年にスペイン人のエルナン・コルテスの征服によってことごとく破壊され、湖は埋め立てられて現在のスペイン風の都市が建設されました。
おかげで、メキシコシティはとても地盤が悪く、建物は毎年数センチづつ沈むそうです。
信じられません。でもこれは本当のことで、確かに街全体が「うねっている」のが良くわかります。数メートル地盤沈下した建物もたくさんあります。
また、スペイン人に財宝を渡してはならないと、アステカ人はすべての財宝を湖に沈めたそうですが、それを知らないスペイン人が湖を埋め立てたために、今でも膨大な財宝が湖底に眠っているそうです。
ヨーロッパからそのまま持ってきたようなメキシコシティの古い建物群はそれだけでもとても魅力的です。それもそのはず、メキシコシティの歴史地区は世界遺産に登録されています。でも、もし現代に「テノチティトラン」が残っていれば・・・これはもう超すごいでしょうね。
街中にヨーロッパ風の古い石造りの建物が見られます。
1968年に開かれたメキシコオリンピックや、1985年に発生したメキシコ大地震を経て、現在は2000~2200万人、世界第2位の人口を持つ中南米を代表する大都市に成長しています。
メキシコに行って来たというと友人から「暑かったでしょう」と言われます。
とんでもない! 標高2240mのメキシコシティは、夏でも最高気温25度程度、夜は15度程度まで下がり、湿度も低くてとても過ごしやすい街でした。
標高が高いため空気が薄いと聞いていましたが、それほど心配するほどではありません。
でも、知らない間に疲れがたまる感じはありましたね。
飛行機から見ると、とにかくどこまでも建物が広がっているのがわかります。
なだらかな丘陵に向かってレンガ造りの住宅地がすごい範囲で広がっています。
日本人の感覚では間違いなく丘陵地に高級住宅地が広がっているように見えます。
ところが実はこれが到着してからの案内ですべて「スラム街」ということがわかったときにはあっと驚きました。なんとこのスラム街は100万人を超えてるそうです。
福岡市の人口と一緒と思うとそのすごさがわかります。
ただ、東南アジア辺りの本当に貧しく不衛生なスラムとやはりちょっと違うような気もします。
日銭を稼いではレンガを買ってきて少しづつ家ができあがっていきます。
また、交通渋滞のすごさは言葉では言い表せません。
道路はとっても広くて少なくとも片側3車線はあるのに、都心部から郊外に向けて延々と渋滞が続いています。都心部に通勤する人は毎日何時間かけて通勤しているのでしょうか。
バスや鉄軌道も整備されているようですが、人口増加に追いつかないのでしょう。
私たちが行ったときはスモッグは聞いていたのとは違って全くありませんでしたが、季節によってはどうなのでしょうか。
本当に想像を絶する渋滞です。
私たちと一緒だった小学6年の女の子が夏休みの宿題の作文でメキシコの印象としてこの大渋滞を取り上げていたそうです。古代遺跡より渋滞ですか??
このバス専用レーンを走っている赤いバスは、日本では基幹バスと呼ばれています。
なんと3両連結バスがありました。
なんと、メキシコでは30分で車の運転免許証がもらえるそうです。
みんな免許証をもらってから、夜などに親や知り合いの車で運転の練習をするそうです。
ですから交通ルールは全く教えられません。「めちゃくちゃ」です。
それにガソリンも50~60円と安いので誰も車を離さない。
それでも何とかなっているのはさすが「中南米」のおおらかさなのでしょう。
日本人は絶対にまねできませんね。
それともう一つ印象的だったのは、人の多さです。
平日の昼というのに、街中どこでも「人・人・人」です。
どの街角でも太ったおじさんが椅子に座って、数人が取り囲んで話し込んでいます。
歩道は、色々なものを売っている人、通行人などであふれています。
若い人が多いのも特徴です。
なんとメキシコは20歳以下の人口が70%だそうです。
少子高齢化が進む日本からみればうらやましい限りです。
日本と比べればまだまだ貧しい国ですが、
「陽が昇る国」という印象を強く持ちました。
陽が沈みつつある日本とは正反対の活気を感じることができました。
2010年9月16日はメキシコ独立200周年だそうです。
ビバ・メヒコ!!
Posted by つぶやきホルン at 22:51│Comments(0)
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