2009年04月23日
エビネ
エビネは、日本各地に生育する多年生の草本です。
ラン科エビネ属であることから「えびね蘭」とも呼ばれます。
かつては、日本各地の丘陵地の落葉広葉樹林の下で、やや薄暗く他の植物があまり育たないような所に群生していたものですが、エビネブーム下の愛好家達の乱獲によっていまや「レッドブック」つまり「絶滅危惧種」となってしまいました。
一頃の愛好家達は、山に入ってはエビネが群生するのを発見するや、根こそぎ数百株を持ち帰り、その中から珍しい花が咲いたものだけを残して、後は捨てていたのです。
なぜかって、自分で楽しむだけでなく、珍しいものは一株100万円ものお金で取り引きされるからです。
最近は、むしろ栽培ブームで、西洋欄の世界と同じく、品種改良によって様々な新しい品種が誕生しているようですね。
写真は、昨年苗をいただいてきて、わが家の庭で初めて咲いたエビネです。
背の高さは20cm足らずで、直径1cmほどの小さく可憐な花です。
ラン科の特長ですが、他の植物が育たないような厳しい環境で、ひたすら虫がやってきて受粉するのを待つため、とても美しい花を、長い間咲かせる技を神様からいただいたのですね。
わが家の花も、もとは山から採取してきたものに違いありません。m(_ _)m
ラン科エビネ属であることから「えびね蘭」とも呼ばれます。
かつては、日本各地の丘陵地の落葉広葉樹林の下で、やや薄暗く他の植物があまり育たないような所に群生していたものですが、エビネブーム下の愛好家達の乱獲によっていまや「レッドブック」つまり「絶滅危惧種」となってしまいました。
一頃の愛好家達は、山に入ってはエビネが群生するのを発見するや、根こそぎ数百株を持ち帰り、その中から珍しい花が咲いたものだけを残して、後は捨てていたのです。
なぜかって、自分で楽しむだけでなく、珍しいものは一株100万円ものお金で取り引きされるからです。
最近は、むしろ栽培ブームで、西洋欄の世界と同じく、品種改良によって様々な新しい品種が誕生しているようですね。
写真は、昨年苗をいただいてきて、わが家の庭で初めて咲いたエビネです。
背の高さは20cm足らずで、直径1cmほどの小さく可憐な花です。
ラン科の特長ですが、他の植物が育たないような厳しい環境で、ひたすら虫がやってきて受粉するのを待つため、とても美しい花を、長い間咲かせる技を神様からいただいたのですね。
わが家の花も、もとは山から採取してきたものに違いありません。m(_ _)m
Posted by つぶやきホルン at 22:45│Comments(0)
│緑と都市景観