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2009年01月28日

元気アート「書き初め」

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループです。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

平成21年1月28日(水)にGAPでは、
九州大学病院・小児医療センターの「がんばルーム」で、
「ダイナミック書き初め」という活動を実施しました。

元気アート「書き初め」

小児医療センターには、小児白血病を初めとした難病と闘う子供達が入院しています。
みんなご両親や先生方と一緒に病魔と必死で闘っているのです。

だから、GAPも、この子供達とおかあさん達に少しでも元気になってもらいたくて、仕事の合間を縫ってがんばりました。

今日の先生は、書道家の四宮佑次さん

参加したGAPメンバーは
四宮さんの他、今宮さん、徳富さん、黒瀬さん、松隈さん、森重さん、川崎さん、西中さん、中村さん、城戸さん、甲原さん、真隅夫婦の13人でした。
みんな忙しいのによくもまあ集ったものです。

14時、まずは四宮さんが漢字のことを説明します。
「これはなんですか~」・・・「川~~~」
「すごいすごい、そう川ですね」「じゃあこれは~」・・・「お日様~~」
「そうだね~、でもこれは月です」

元気アート「書き初め」 

いよいよ書き初めの始まりです。
まずは先生がお手本を書きます。
とっても大きな筆で「えい!!」というかけ声とともに一気に書き上げます。
書は「一心」
すべては「心」からということで、みんなに元気に頑張ってほしいという気持ちを込めて書いたそうです。

元気アート「書き初め」

いよいよ子ども達の番です。
「誰か最初に書いてみる人~~」
みんな恥ずかしがってなかなか手が上がりません。

でも一人の男の子が勇気を出して前に出てくれました。
書いたのは自分の名前の一文字「平」
勢いのあるとても元気な字が書けました。
みんなから大きな拍手がわき起こります。

これで、みんな勇気が出たのでしょう。
12人の子ども達が次々に好きな字を書いていきます。

「香」「壮」「月」「明」「未」などすべて名前の一字ですがとても良い字ばかりです。
中には、「花心」というとても素敵な言葉を書いた女の子もいました。
字が書けない小さな子どもは、アンパンマンや、ウサギの絵を書きました。
書き終わったときの子ども達の満足そうな笑顔がとても素敵です。
そして、おかあさん達もとっても楽しそうです。

元気アート「書き初め」 元気アート「書き初め」 元気アート「書き初め」
(プライバシー保護のため、子ども達やおかあさんの顔はボカシを入れさせていただきました)

始まってから50分で活動は終わりました。

私たちは、子ども達の病気を治してあげることはできませんが、
心を元気にしてあげることはできたと思います。
四宮さんも、子ども達の書からとても元気をもらったので、また自分も頑張って書けるといって喜ばれてました。
私たちもとっても元気をいただきました。


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Posted by つぶやきホルン at 23:20│Comments(0)元気アート2009
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