› つぶやきホルン › 元気アート2011

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2011年02月22日

がんばるーむ音楽授業

「九大病院小児医療センター:がんばるーむ」音楽授業

元気アートプロジェクトでは、2011年2月22日(火)11時から、九大病院小児医療センター「がんばるーむ」で今年度3回目・3学期の音楽授業を行いました。

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループです。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動は、2006年12月のスタートから5年目を迎えています。

今日の音楽授業のテーマは「リコーダーについてもっと勉強しよう」
今日の先生は、リコーダーの小池宏明先生
福岡音楽団体連絡会会員の「福岡古楽協会」を主宰されており、6人の協会メンバーも演奏に駆けつけてくれました。

授業の内容
1.笛の歴史
  ♪いろいろな笛の歴史
2.リコーダーについて知る
  ♪リコーダーの仕組み    ♪リコーダーの仲間と音色
3.リコーダーの正しい演奏法を学ぼう
  ♪吹く前の準備    ♪アンブシュア    ♪タンギング    ♪指使い
4.一緒に演奏しよう
  ♪「パフ」 ピーター・ヤーロウ&レナード・リプトン/作曲  芙龍明子/作詞
5.演奏を聴こう
  ♪ソプラノリコーダー~クープラン作曲:「愛のうぐいす」
  ♪アルトリコーダー~「グリーンスリーブス変奏曲」
  ♪リコーダーアンサンブル~いろいろな国のリコーダー音楽
     ベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス


まずは、小池さんがいきなり「うぐいす笛」を取り出して、これも笛の仲間です。
でも一つだけしか音が出せません。と言って「ホーッホケキョ」・・・みんなの緊張が一気にほぐれました。



続いては「ケーナ」という笛を取り出して、いろいろな音が出せるようになったけど長さの違う笛を一つひとつ吹かなければならないのでとっても不便ですね。



そしてリコーダーは一つの笛にたくさんの穴をあけて、その穴を指で押さえることで長さを変えて音の高さを変えられるようにしたのでとても便利になったことを説明してくれました。

続いて、手元の箱から次々に大きさの違うリコーダーが出てきます。
最初は
ガークライン(クライネソプラニーノ)・リコーダーびっくりするほど小さなリコーダーです。
みんな目を丸くして眺めています。
世界に6本しかない貴重な楽器だそうです。



ほんの少し大きな、ソプラニーノ・リコーダー
小学校で習う、ソプラノ・リコーダー
一回り大きな、アルト・リコーダー
テナー・リコーダー、バス・リコーダー、グレートバス・リコーダーと続きます。
そして最後は身の丈ほどのあるコントラバス・リコーダーの登場です。
それぞれ小池さんが説明しながら音を聴かせてくれました。




これだけの楽器を一度に見れる機会なんてそうそうありません。
私もこれだけのものを見たのは初めてでした。



続いて、リコーダーの正しい演奏法を教えていただきました。
リコーダー演奏の虎の巻
一つ目は、吹くところを手のひらで包んでしっかりと温めること。
二つ目は、足の裏を踏ん張って安定した姿勢で吹くこと。
三つ目は、「トトロ」と吹くこと・・・つまりタンギング。
四つ目は、やさしい気持で吹くこと。
最後は、やわらかい表情で吹くこと。




いよいよ一緒に演奏する番です。
曲目は、小学校3年生の教科書に出てくる♪「パフ」
まずは、古楽協会の皆さんが模範演奏。
そしてみんなで一緒に演奏です。
木琴も一緒になってとっても上手に演奏できましたよ。

最後は、小池さんと古楽協会の皆さんが、リコーダーのとっても素敵な曲をたくさん演奏していただきました。



子供たちの一所懸命勉強している様子をお見せできないのが残念ですが、とっても素晴らしい音楽授業だったと思います。



小池さん、古楽協会のみなさん
お忙しい中を本当にありがとうございました。
face02

今日も大成功だったのですが、次は何にしようかな~~~??と早くも悩んでしまいます。face07
  


Posted by つぶやきホルン at 23:34Comments(0)元気アート2011

2011年01月24日

書き初め

元気アートプロジェクト、通称“GAP”は、デザイナーや音楽家によるボランティアグループです。優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、人々に元気を与え、そして私たちも元気をいただく活動を行っています。

平成23年1月19日(水)にGAPでは、
九州大学病院・小児医療センターの「がんばルーム」で、
3回目になる「ダイナミック書き初め」を実施しました。

今年も先生は、書道家の四宮佑次さん

参加したGAPメンバーは6名
みんな忙しい仕事の合間を縫っての参加です。

生徒は小児医療センターの「がんばルーム」の小・中学生8人でした。

いつものように四宮さんが「山」や「川」などの漢字がもともとその形からできていることを説明し、「元気」という文字でお手本を書いてくれました。
これまで見たこともないような大きな筆に子どもたちもびっくりです。

そして、次に子ども達がひとり一人大きな筆で好きな文字を一気に書いていきます。
点滴を腕に刺したままの子どももいますがみんな一生懸命好きな文字を書いてくれました。

書かれた文字は「友達」「親友」「家族」「心」「神」「春」など子どもたちの心境を語るような言葉で、ちょっとつらくもなりますが、子どもたちの元気いっぱいの文字にホッとさせられます。

子ども達の心を元気にしてあげる活動を通じて私たちも元気をいただきました。

 

 

   


Posted by つぶやきホルン at 23:09Comments(0)元気アート2011

2011年01月12日

GAP定例ミーティング

今年も元気アートプロジェクトの活動が始まりました。

昨日、1月11日は、今年第一回目の定例ミーティング。
場所はいつものように九州大学芸術工学院2号館会議室です。

お楽しみの食事は、いつものように松隈シェフ?による“鯛飯のおにぎり”







まずは、腹ごしらえをして、それからミーティングの始まりです。
いつもながら、シェフ、ごちそうさまでした。face02

報告事項は1件
12月17日に行った「九大病院クリスマスコンサート」の報告です。
この模様はすでに“つぶやきホルン”で紹介済みですが、コールリーベラと西日本オペラ協会によるクリスマスや冬にちなんだ歌が披露され、300人あまりの入院患者さんや外来患者さん、病院関係者などに楽しんでいただきました。ブログでは紹介していなかったのですが“反省点”も多く、特にスピーカーが前方にしかなかったために、曲の紹介などお話が後ろの方にはほとんど聞こえなかったことなど、大きな課題です。

議題は2件
1月19日(水)に予定している、九大病院小児医療センターの院内学級における“書き初め”と、
1月26日(水)に予定している、“精神科病棟のメイクレッスン”についてです。

“書き初め”は毎年の恒例行事になりましたが、今年も子どもたちの元気な作品が楽しみです。
“精神科病棟のメイクレッスン”は、半年あまり検討してきた、精神科病棟における初めての活動です。
大賀薬局さんの協力で実現します。
ただ、精神科の場合は、様々な患者さんがおられますし、それぞれどのように受け止められるのか、少しでも良い効果が得られるのか、全く未知数です。

その他、4月に行う年一回の「定例ミーティング」について、工房まるさんからの展覧会開催への協力依頼について、地下鉄見学会について、ねむの木学園(掛川市)見学についてなどが話し合われました。

今年も、とっても忙しくなりそうですね。face08

次回は2月8日です。

  


Posted by つぶやきホルン at 23:17Comments(0)元気アート2011