組曲「ドリー」

つぶやきホルン

2008年11月13日 22:50

福岡市民オーケストラ第59回定期演奏会プログラム2曲目の曲は

オーケストラ版の組曲「ドリー」です。
この曲は、フランスの作曲家、ガブリエル・フォーレ(1845年~1924年)が作曲したピアノ連弾用の曲「ドリー」を、同じフランス人作曲家のアンリ・ラボーが管弦楽用に編曲したものです。

「ドリー」とは、フォーレが可愛がっていた子供で、この曲は子供の世界を描いたかわいらしい作品です。
曲は【1. 子守歌 / 2. ミ-ア-ウ / 3. ドリーの庭 / 4. キティー・ヴァルス / 5. 優しさ / 6. スペインの踊り】の6曲で構成されています。

5曲目までは、フランスの作品ならではの、つまりドイツ音楽とは対照的な「自由さ、揺らぎ、優しさ」といって表現に満ちあふれています。これが、実はアマチュア演奏家泣かせで、このフランスらしい洒落た感じを出すのが難しいのです。

終曲の「スペインの踊り」は一転して、華やかさあふれる華麗な曲です。ついつい勢いでごまかしてしまいそうになりますが、本当は軽々と演奏しなくてはなりません。

結局最後まで、難しい曲です。

日 時:11月23日(日) 14:00開演(13:30開場)
場 所:アクロス福岡シンフォニーホール
曲 目:サン=サーンス:交響詩「死の舞踏」
     フォーレ:組曲「ドリー」
     リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェラザード」
指 揮:増井信貴
(入場料:一般 1500円 高校生以下 500円)
 
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