元気アートプロジェクト  春の遠足

つぶやきホルン

2015年05月13日 22:37

九大病院小児医療センター 春の遠足

もう9年目になりました。
九大病院に入院するこどもたちを少しでも元気づけようと始めた元気アートプロジェクトの活動。
春の遠足のお手伝いは始めた当初からのメニューで今年で9回目です。

元気アートプロジェクト“GAP”は、デザイナーや音楽家などのプロが、優しさと思いやりの大切さを共有しながら、アート、デザイン、音楽によって、こどもたちをを元気づける活動を行っています。

GAPが準備したのは、初回から大人気の「シャボン玉遊び」や、「ビンゴゲーム」のご褒美のメダルなどです。

10時45分、病棟から幼児、児童やご家族、お医者さん、看護師さん、そして院内学級の先生や保育士さん達が晴れ渡った芝生広場にやってきました。こども達が約30名、大人を入れると総勢50名くらいでしょうか。とってもにぎやかなミニ遠足の始まりです。

全員で記念撮影の後、千代中学校の校長先生の挨拶、諸注意、選手宣誓、「静かな湖畔」の合唱と続きました。
「静かな湖畔」は、がんばるーむのこどもたちの踊り入りで、みんなで一緒に踊りました。

最初のゲームは「ビンゴゲーム」です。
升目の入ったカードが配られて、相手を見つけてはじゃんけんをします。そして負けた人が勝った人の升目に名前を書いていきます。
みんなの升目に、色々な人の名前が入ったところで、先生が次々に名前を読み上げて、その名前があると升目が埋まり、一列が揃えばビンゴです。
ご褒美は、GAP製作の大きなメダルです。
みんなとっても喜んでくれました。



次のゲームは、赤、青、黄、緑の4人の王様がいて、それぞれクイズを出します。
この4つのクイズをすべてクリアする競争で、3つのチームに分かれて競いました。



最後が「シャボン玉遊び」です。
藤田君が一生懸命研究して作ったシャボン玉液、そして先日みんなで新調したシャボン玉の輪を使ってみんなでシャボン玉遊びを楽しみました。今年はとっても大きなシャボン玉ができて大成功でした。





子どもたちはまだまだ遊びたかったようですが、残念ながら終わりの時間です。
みんなとっても楽しそうに病室に帰って行きましたよ。

シャボン玉液、シャボン玉の輪、大きなメダル、王冠などは5月2日の土曜日にメンバーのオフィスに集まって作成したものです。
とっても手間のかかる作業なのですが、みんなで和気あいあいと楽しく作業すると、楽しくて元気になります。

こども達に元気を届けながら、私たちも大いに元気をいただいている素敵な活動です。

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