奇跡のシンフォニー

つぶやきホルン

2008年07月03日 23:27

今日は、 「奇跡のシンフォニー」 を観てきました。

 ストーリーは、離ればなれになった恋人同士と、その間に生まれたのに、母親の父が死産と偽って、施設に預けてられてしまった子、エヴァンの3人が、音楽が呼び起こす奇跡の力によって引き寄せられ、ニューヨークのセントラルパークで行われた野外コンサートで、生まれて11年目にしてめでたく再会する。という愛と感動の物語です。

ストーリーとしては、単純ですし、全体的にいかにもハリウッド映画だな~~と思わせる、過剰な演出やハッピーエンドの展開に、まあ娯楽作品としては面白かったね。というレベルです。

ただ、二人の出会いから、エヴァンが自然と人工のありとあらゆる音に目覚めてゆく様子、ニューヨークでのストリートミュージック、教会におけるゴスペル、エルガーのチェロ協奏曲やバッハ、ベートーヴェンなどのクラシックレパートリー、そして、それらあらゆる音楽を繋ぎながら展開するジャズ、ポップスの数々。

これらの音楽を、縦横無尽に構成したプロデューサーの手腕がこの映画の価値だろうと思います。

まさに「音楽力」を楽しむ映画としては、最高傑作と言えるかも知れません。

音楽好きな方には、是非お勧めの作品でした。

それにしても、あのゴスペル歌ってた女の子は「すごい!!」


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