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2010年05月01日

パーカッションユニット「otto」

鹿児島市吉野町にある「障害者支援センター〈SHOBU STYLE〉」については、前のブログで紹介済みですが、4月25日の15時から、福岡市にあるイムズビルの地下広場で〈SHOBU STYLE〉「工房しょうぶ」のパーカッションユニット「otto」の演奏を聴くことができました。

「デザイニング展2010」のスペシャルライブとして開催されたものだと知ったのは会場でのこと。著名なイラストレーターの黒田征太郎さんも参加しており、「しょうぶ学園のパーカッショングループottoのライブと黒田征太郎のライブペインティングによる音と空間のコラボレーション」という設定だったようです。

デザイニング展は、若手の建築家やデザイナーが集まって「デザインが街を変える」をキーワードに2005年より始まった、生活に関わるデザインの面白さを伝え楽しむためのエキシビジョンですが、福岡のデザイン業界は、先輩格の「デザインリーグ」とともになかなか元気ですね。

13人の奏者による「otto」の演奏は、様々な民族楽器を取り入れたとても楽しいものでした。コンダクターはSHOBU STYLE施設長の福森さん

2日前に施設を見学した際に、楽譜を見せてもらいました。
楽譜と言うよりは「図面」ですね。

コンセプトは「不揃い」??
施設のみんなは楽譜を読めません。
福森さんも読めません。
きっちりと音程を合わせたりリズムを合わせたりする「音楽」に近づくことはできるかも知れないが、完璧に演奏することは無理です。
だったら、自分たちだけの音楽があっていい。
不揃いでも一生懸命演奏することで、そこに感動も心地よさも生まれる。
これが「otto」のスタイルなのだと思います。

生の演奏を聴かせていただいて、「心地よい不揃い」を実感することができました。
いやいや、結構揃ってましたよface02

何より、一番楽しんでいるのは、コンダクターの福森さんと13人の奏者達。
その楽しそうな、そして真剣な表情があってこそ、観客も釘付けになって演奏を楽しんでいました。和紙の工房で名刺を作っていた「おっちゃん」の太鼓をたたく姿・表情、そして観客の拍手に応える「ガッツポーズ」。立派なアーティストに変身でした。

この間のGAP活動報告会でお世話になった「工房まる」の似顔絵アーティストの大峰さんや柳田さんも聴きに来てましたよ。

「otto」の熱のこもった演奏に、小さなこどもたちも大喜びでした。

「otto」のみなさん、これからも感動の音楽を続けてください。face01

パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」

パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」

パーカッションユニット「otto」 パーカッションユニット「otto」


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Posted by つぶやきホルン at 14:07│Comments(0)元気アート2010
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