つぶやきホルン

昨日、福岡市民オーケストラ第６１回定期演奏会が無事終了しました。

ロッシーニの「セビリアの理髪師」序曲は、親が子を思うように心配した、ホルンの若手奏者のソロが、練習ではなかったほどうまくいったのが何よりのことでした。全体の演奏は、イタリアならではの明るさ、軽快さが出てなかなかの出来だったと思います。それにしても親の心子知らずというか、打ち上げで演奏がうまくいったことを自慢げに話すこの若者に、「ばか！あんまり練習の出来が悪かったから、それに比べれば良かっただけなんだよ！！」と心の中で「つぶやいて」おりました。若いっていいな～～～！！

ドビュッシーの小組曲は、舞台袖から写真撮ったりして、正直あんまり聴いてません。
一番安全パイの曲と思っていたのですが、結構事故があったようです。

最後のチャイコフスキーの交響曲第６番「悲愴」は、これも細かいことを言えば、事故だらけだったのですが、ものすごく難しい曲を、ものずごく速いテンポでよくやったと思います。全体としてはチャイコフスキーらしさ、悲愴ならではの躁鬱病的な変化が良く表現できたと思います。ひとり一人の腕はもっと磨かなくてはダメですね。そうでなければこれが限界って感じです。

来期は来年の６月２０日（日）
ブラームスの交響曲第３番他です。
お楽しみに。

最後に、素晴らしい指導をしていただいた藏野先生、ありがとうございました。

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